放射能の強さを示す単位です。セシウムなどの放射性物質が放射線を1秒間に出す回数を示していて、数が多いほど放射能が強くなります。食べ物や飲み物について、厚生労働省が基準を設けていて、1リットル当たり、飲み水が10ベクレル、牛乳が50ベクレル、肉や野菜などの一般食品は、1キログラム当たり100ベクレルとなっています。
放射線については、シーベルトという単位もあります。これは放射線による人の体への影響の度合いを表しています。例えば、地面から放射性物質を取り除く「除染」について、多くの自治体では地上1メートル付近の空間の放射線量を1時間当たり0.23マイクロシーベルト以下にすることを目指しています。