2050年に太陽光や風力などの再生可能エネルギーで全電力をまかなうと、84兆円の黒字になるとの試算を、国際環境NGO「世界自然保護基金(WWF)ジャパン」がまとめました。
試算では、50年時点で必要なエネルギーの量は、人口が減ったり省エネ技術が広まったりすることで、10年より47%減らせると想定。火力発電などにかかっていた燃料費も減り、再生可能エネルギーのための設備にかけるお金を引いても84兆円が浮くとしました。実現するには、30年の時点で再生可能エネルギー比率を37%にする必要があるそうです。