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トンネル照明なぜ色違う?

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はいガス規制きせい強化きょうかにつれ変化へんか

 Q トンネルのかりに、しろとオレンジいろがあるのはなぜですか?(広島市ひろしまししょう4、男子だんし

 A トンネルの照明しょうめいは1960年代ねんだいから設置せっちされ、国土交通省こくどこうつうしょう基準きじゅんさだめています。時代じだいとともにかりの種類しゅるいわり、いろわってきました。当初とうしょは、オレンジいろ低圧ていあつナトリウムとう高圧こうあつナトリウムとう使つかわれました。しろひかるHf蛍光灯けいこうとう使つかわれたのは99ねんから。2009ねんには白色はくしょくのセラミックメタルハライドとう登場とうじょうしました。11ねんからは、低圧ていあつナトリウムとうの10ばい寿命じゅみょうがある白色はくしょくのLEDとう使つかわれています。

 では、なぜ当初とうしょ、オレンジいろのナトリウムとう使つかわれたのでしょうか。照明器具しょうめいきぐメーカーの岩崎電気いわさきでんき坂田信之さかたのぶゆきさんによると、「トンネルのなかはいガスでけむたくなっても見通みとおしがよく、当時とうじあった水銀灯すいぎんとうくらべて消費電力しょうひでんりょくすくなく効率こうりつかったため」といます。ディーゼルしゃ主流しゅりゅうだった当時とうじはいガスでまええなくなることがあり、そのなかでもえやすいかりが採用さいようされたのです。

 やがて、はいガス規制きせいすすみ、トンネルないけむりすくなくなったため、かた変化へんかすくない白色はくしょくこのまれるようになりました。技術ぎじゅつ進歩しんぽ効率こうりつよいかりが登場とうじょうし、ここ数年すうねんは、あたらしいトンネルの9割以上わりいじょうでLEDとう導入どうにゅうされています。ナトリウムとう使つかわれているふるいトンネルでも、10~20年前後ねんぜんご寿命じゅみょうむかえたものがLEDとう交換こうかんされています。

 トンネル照明しょうめいは、センサーや時間帯じかんたいによってあかるさがわったり、口部分ぐちぶぶんあかるくしたりと、きゅうひかり変化へんかでもれるようにかんがえられています。時代じだいとともにオレンジいろかりがっていくなか、トンネルない注意ちゅういうながすには、一般道路いっぱんどうろちがうオレンジいろがいいというこえもあるそうです。【浅川淑子あさかわよしこ

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