動物をかわいがることの大切さを学ぶ「動物の授業」が6月26日、開かれました。ペットの保険を扱っているアイペット損害保険の協力で、NPO法人ワンコレクションが同社に私立成蹊小学校(東京都)の6年生35人を招いて実施しました。
ドッグパートナーの海老原ゆかりさんと、愛犬のかえ(メス、5歳)が参加。かえは、1歳の時に先天性網膜萎縮症という病気で目が見えなくなりました。
最初は、代表の3人の子どもたちが、実際にかえを抱っこしながら、犬の抱っこの仕方を学びました。おなかを下向きにし、胸とお尻を持って安定させるのが正しい抱っこです。
次に全員で、犬が触られてうれしい所を学びました。のどとあごの下、胸、耳の後ろの3か所です。海老原さんは「この三つ以外は、犬がびっくりして、ほえたり、かんだりしますから、注意してね。触るときは、犬と同じ目線で、最初に前から自分の手の甲のにおいをかがせて安心させてあげてください」と話しました。
体の触れ合いで気持ちが伝わることを学んだ後、子どもたちは盲導犬が国内で約960頭しかいないことを知って驚いていました。西井夏々さんは「家で飼っている犬たちをもっと大切にしよう」、里川有紀さんは「犬を飼って、もっと犬のことを知りたい」と話しました。