天皇、皇后両陛下、皇族方が出席されて行われた「歌会始の儀」=皇居・宮殿「松の間」で1月12日午前10時32分、長谷川直亮撮影(代表撮影)
歌会始に入選して、はにかむ中島由優樹さん=長崎県佐世保市万徳町の市立清水中で12月21日午後5時24分、峰下喜之撮影
新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」が12日、皇居でありました=写真<右>(みぎ)・代表撮影。今年の題は「語」。天皇、皇后両陛下や皇族方が詠まれた歌のほか、国内外から寄せられた2万453首の中から選ばれた10人の歌も読み上げられました。
戦後最年少の12歳9か月で選ばれたのは長崎県佐世保市の中学1年、中島由優樹さん。中島さんは夏休みの宿題として歌を詠みました。
「文法の 尊敬丁寧 謙譲語 僕にはみんな 同じに見える」。小学校高学年の国語の授業を思い起こし、丁寧語など言葉の働きの違いや、疑問に思ったことを率直に詠んでいます。