話題　「まずい棒」発売　銚子電鉄

　乗（の）る人（ひと）が減（へ）って「マズい」経営（けいえい）が続（つづ）く千葉県銚子市（ちばけんちょうしし）の銚子電鉄（ちょうしでんてつ）が３日（みっか）、経営（けいえい）を立（た）て直（なお）そうと、スナック菓子（がし）「まずい棒（ぼう）」＝写真（しゃしん）＝を売（う）り出（だ）しました。コーンポタージュ味（あじ）で、ねだんは１５本（ほん）セット６００円（えん）です。

　銚子電鉄（ちょうしでんてつ）は１９２３年（ねん）から走（はし）る関東地方（かんとうちほう）で一番東側（いちばんひがしがわ）にあるローカル鉄道（てつどう）で、銚子市内（ちょうししない）の約（やく）６・４キロメートルを走（はし）ります。７０年代（ねんだい）までは年間（ねんかん）１５０万人以上（まんにんいじょう）が使（つか）っていましたが、昨年度（さくねんど）は３７万（まん）５０００人（にん）まで落（お）ち込（こ）んでいて、お菓子（かし）を売（う）って少（すこ）しでも経営（けいえい）をよくしたい考（かんが）えです。