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えんぴつの芯はどうやって中心に入れるのですか

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いたまいではさみ、あとからはな

 Q えんぴつのしんはどうやって中心ちゅうしんれるのですか (福岡県北九州市ふくおかけんきたきゅうしゅうししょう6、女子じょし

 A 鉛筆えんぴつメーカーの国内最大手こくないさいおおて三菱鉛筆みつびしえんぴつ広報担当こうほうたんとう小笠原恵子おがさはらけいこさんにきました。

 鉛筆えんぴつ部分ぶぶんは「軸木じくぎ」とびます。三菱鉛筆みつびしえんぴつでは、群馬県ぐんまけん工場こうじょうしんつくり、山形県やまがたけん工場こうじょう鉛筆えんぴつ完成かんせいさせています。軸木じくぎは、がったり、けずりにくかったりするとこまるので、ふしがくて、きめがこまかい輸入ゆにゅうして使つかっています。

 まずながやく18センチメートル、はば7センチメートル、あつさ5ミリメートルの板状いたじょうにした木材もくざい機械きかいで9ほんみぞけます。ひとつひとつのみぞ接着剤せっちゃくざいってしんをのせたあと、もう1枚同まいおなかたちいたうえからかさねてわせます。しんほんをはさんだいたを、鉛筆えんぴつかたちけずってはなすと、鉛筆えんぴつほんができます。けずったのくずは、肥料ひりょうとして再利用さいりようしているそうです。

 つまり、部分ぶぶんのまんなかをくりぬいて、しんれているわけではなく、2まいいたしんをはさんでつくっています。だからしんなかにあるのです。

 誕生たんじょうしたころの鉛筆えんぴつは、いまとはことなるかたちでした。イギリスで鉛筆えんぴつしん原料げんりょうになる「黒鉛こくえん」という鉱物こうぶつ発見はっけんされたのは1560年代ねんだいのことです。黒鉛こくえんかみにこすりつけてみると、くろくはっきりした文字もじけることがかり、むかしひとたちは黒鉛こくえんかたまり細長ほそながって、ではさむなどして使つかっていたそうです。

 しかし、だんだんと黒鉛こくえんかたまりれなくなり、1795ねんにフランスじんのニコラス・ジャック・コンテが、黒鉛こくえんこな粘土ねんどぜて、かためてしんつくることに成功せいこうしました。黒鉛こくえん粘土ねんど割合わりあいえることで、しんさとかたさもえられるようになりました。この技術ぎじゅついまでも使つかわれています。

 小笠原おがさはらさんによると、鉛筆えんぴつは、文字もじさやトメ、はらいなどがきれいにるので、日本語にほんごまなぶのにすごくいいそうです。【篠崎真理子しのざきまりこ


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