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宇宙飛行士は脱出して無事
日本時間のさる10月11日夕方、中央アジアのカザフスタンで打ち上げられたロシアのソユーズ・ロケット(写真1)が異常飛翔(いじょうひしょう)をし、宇宙飛行士2人が乗っていたカプセルが緊急分離(きんきゅうぶんり)されて地上に戻(もど)りました。2人は無事でした。このソユーズ・ロケットには、「ソユーズ」という同じ名前の宇宙船が載(の)っており、事故が起きたのは、宇宙船ではなくてロケットの方ですから間違(まちが)えないようにね。
飛翔に異常が起きたのは、打ち上げからおよそ2分後。2段目のエンジンが停止するトラブルが起き、米露(べいろ)2人の宇宙飛行士が乗っていたカプセルは、高度50キロあたりでロケットから分離(ぶんり)されました。カプセルは、備え付けのパラシュートでカザフスタンの草原地帯に落下し、駆(か)けつけた救助隊が2人の無事を確認しました(写真2)。
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