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的川博士の銀河教室

宇宙開発の歴史や宇宙に関する最新ニュースについて、JAXA名誉教授の的川泰宣さんが解説する長寿連載です。

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553 はやぶさ2、いよいよ最終章

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ターゲットマーカー誤差は3メートル

 月計画をひとまずおいて、今回はクライマックスを迎(むか)える探査機「はやぶさ2」について語りましょう。

 さる5月30日、「はやぶさ2」は、小惑星(しょうわくせい)リュウグウへ2度目の着陸をするための目印として、リュウグウの上空10メートルから新たに「ターゲットマーカー」を投下し、狙(ねら)った場所からわずか3メートルのところに見事に落ちたことを確認しました(図1)。

 私たちから3億キロも離(はな)れた場所で誤差3メートルというのは驚異(きょうい)的ですね。どんぴしゃりの極めて高い精度で投下できたことを意味しています。

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