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ドローン型、生命の謎を探る
NASA(米航空宇宙局)は、土星の最大の衛星タイタンに無人探査機を送ると発表しました。わずかな重力や大気があるタイタン(図1)で生命の謎を探ろうというのです。
その計画に使われるのは、ドローン型の探査機で、打ち上げが2026年、タイタン到着(とうちゃく)は34年になる見込(みこ)みです。
タイタンは、木星の衛星であるガニメデに次いで、太陽系では2番目に大きな衛星です。一番小さい惑星(わくせい)である水星よりも大きいので、まるで「惑星みたいな衛星」なのですが、氷で覆(おお)われていて、質量は水星の40%くらいしかありません。衛星としてはめずらしく厚い大気に包まれています。
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