おとどちゃん　桂浜水族館（高知市）

お口（くち）をアーン、エサちょーだい

　お口（くち）全開（ぜんかい）。ブラジャーのサイズＦカップが自慢（じまん）の魚（ぎょ）肉食系（にくしょくけい）ハイテンションガール、桂浜水族館（かつらはますいぞくかん）（高知県高知市（こうちけんこうちし））のおとどちゃんです。桂浜水族館（かつらはますいぞくかん）は２０１６年（ねん）の８５周（しゅう）年（ねん）で、水族館（すいぞくかん）の「暗（くら）い」「狭（せま）い」「臭（くさ）い」といった負（ふ）のイメージをプラスに変（か）えようと「なんか変（か）わるで　桂浜水族館（かつらはますいぞくかん）」と再出発（さいしゅっぱつ）を誓（ちか）い、飼育（しいく）中（ちゅう）の２頭（とう）のトドをモデルにおとどちゃんが誕生（たんじょう）しました。

　ツイッターを通（つう）じた情報発信（じょうほうはっしん）では、おとどちゃんの仕事（しごと）ぶりが光（ひか）ります。カワウソやアシカのかわいらしい写真（しゃしん）をアップするのはもちろん、フォロワーたちとのやり取（と）りもユーモアたっぷり。今年（ことし）のゴールデンウイーク明（あ）け、「桂浜水族館（かつらはますいぞくかん）のツイッターが『いいね』をつけるのが早（はや）い」などと指摘（してき）され、素早（すばや）く「なめんな。閑古鳥（かんこどり）飼（か）ってんだよ　こっちは」と来館（らいかん）者（しゃ）の少（すく）なさを自虐（じぎゃく）しながらツイート。翌日（よくじつ）、くちばしがドリルになった閑古鳥（かんこどり）のイラスト「閑古（かんこ）ドリル」を載（の）せて話題（わだい）になりました。

　イチオシの生（い）き物（もの）は「飼育（しいく）員（いん）」というおとどちゃん。イケメン飼育（しいく）員（いん）が食（た）べられてしまわないか注目（ちゅうもく）です。（井上（いのうえ）梢（こずえ））

「おとどちゃん」データ

●誕生日（たんじょうび）：２０１６年（ねん）４月（がつ）１６日（にち）

●年（ねん）齢（れい）：３歳（さい）

●口調（くちょう）：基本的（きほんてき）に土佐弁（とさべん）

●普段（ふだん）いるところ：桂浜水族館（かつらはますいぞくかん）の地下室（ちかしつ）。でもいつのまにかお化粧（けしょう）をして出（で）かけることも。

●性格（せいかく）：天真（てんしん）らんまん、自由奔放（じゆうほんぽう）

●悩（なや）み：美容（びよう）にも気（き）を使（つか）っていて、鼻（はな）の周（まわ）りの大（おお）きな毛穴（けあな）が悩（なや）み

●好物（こうぶつ）：魚肉（ぎょにく）とイケメン

●うわさ：おとどちゃんのパンツにはリボンがついていて、それを見（み）ると幸（しあわ）せが訪（おとず）れる