こまポン　徳島県小松島市

商売（しょうばい）も勝負（しょうぶ）もおまかせ

　徳島県小松島市（とくしまけんこまつしまし）の２大（だい）ヒーローがモチーフです。民話（みんわ）「阿波狸合戦（あわたぬきがっせん）」の金長（きんちょう）たぬきと牛若丸（うしわかまる）で有名（ゆうめい）な源義経（みなもとのよしつね）伝説（でんせつ）の義経（よしつね）、彼（かれ）らをもとにたぬきの愛嬌（あいきょう）ある姿（すがた）と義経（よしつね）の強（つよ）さやりりしさが組（く）み合（あ）わさりました。

　名産（めいさん）の竹（たけ）ちくわとすだちでできた刀（かたな）を持（も）っています。多（おお）くの人（ひと）に愛（あい）され親（した）しみを持（も）ってもらおうと、２０１２年（ねん）に観光（かんこう）ＰＲマスコットキャラクターとして、金長（きんちょう）たぬき「こまポン」は誕生（たんじょう）しました。

　金長（きんちょう）たぬきは商売繁盛（しょうばいはんじょう）や勝負（しょうぶ）の神様（かみさま）として市民（しみん）に親（した）しまれています。両（りょう）軍（ぐん）各（かく）６００匹（ぴき）のたぬきが戦（たたか）ったとされる「阿波狸合戦（あわたぬきがっせん）」。主人公（しゅじんこう）のたぬき「金長（きんちょう）」の故郷（こきょう）が小松（こまつ）島（しま）です。そして、源義経（みなもとのよしつね）が源平合戦（げんぺいかっせん）で平家（へいけ）討伐（とうばつ）のため屋島（やしま）の戦（たたか）いに向（む）かう時（とき）に四国（しこく）に上陸（じょうりく）した地（ち）でもあります。よろいかぶとは義経（よしつね）をイメージしています。

　市内（しない）では公園（こうえん）で武道（ぶどう）の練習（れんしゅう）をし、疲（つか）れたらお昼寝（ひるね）。市外（しがい）では新鮮（しんせん）な海（うみ）の幸（さち）を元気（げんき）にアピール。得意（とくい）ポーズはたぬき寝入（ねい）りです。上手（じょうず）なたぬき寝入（ねい）りを教（おそ）わりたいですね。（井上（いのうえ）梢（こずえ））

「こまポン」データ

●性別（せいべつ）：男（おとこ）の子（こ）

●誕生日（たんじょうび）：６月（がつ）１日（ついたち）

●性格（せいかく）：みんなと仲良（なかよ）くできるのんびり屋（や）さん。でも好奇心（こうきしん）いっぱい

●趣味（しゅみ）：剣術（けんじゅつ）

●特技（とくぎ）：たぬき寝入（ねい）り

●宝物（たからもの）：特注（とくちゅう）の竹（たけ）ちくわの剣（けん）（ちっかソード）

●尊敬（そんけい）する人（ひと）：源義経（みなもとのよしつね）

●好物（こうぶつ）：竹（たけ）ちくわ、フィッシュカツ、ハモ、チリメン、オクラ、キュウリ、トマト。米（こめ）…など、小松（こまつ）島（しま）で採（と）れるもの

●苦手（にがて）なもの：水（みず）、雨（あめ）、真夏（まなつ）の日差（ひざ）し

●体形（たいけい）：３頭身（とうしん）