イラクとシリアにまたがる地域で急速に大きくなったイスラム教(スンニ派)の過激派組織です。今回の作戦で死亡したイラク人のアブバクル・バグダディ指導者が2014年6月、インターネット上で「ISは国家である」と宣言しました(世界各国は認めていません)。一時はイラク、シリア両国の約3分の1の領土を支配しました。多くの外国人らを人質にとって殺害する映像を公開し、世界を恐怖に陥れました。15年には日本人2人を殺害しました。アメリカやロシアなどの攻撃で、17年12月までにほぼ壊滅状態になりましたが、復活しつつあるとの情報がありました。