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国際 コロナに“新兵器” においで判定 イヌの検査

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澤田さわだ克己かつみ 毎日新聞まいにちしんぶん 論説委員ろんせついいん

 新型しんがたコロナウイルスの感染症かんせんしょうにかかっているかどうか、イヌが判定はんていしてくれるようになるかもしれません。世界せかいでは、そんな実験じっけんおこなわれています。

 イヌのはなは、人間にんげんにはからないかすかなにおいをかぎけることができます。その能力のうりょく使つかって麻薬まやく爆発物ばくはつぶつさがすよう訓練くんれんされたイヌが空港くうこうなどではたらいているのです。

 じつは、病気びょうきにかかったひと健康けんこうときとはちがうにおいをしています。においは、いきあせ、おしっこにきます。病気びょうき種類しゅるいによって、においもわってくるそうです。

 いままでにも、マラリアや一部いちぶのがんをつけるよう訓練くんれんされたイヌはいました。

 だから新型しんがたコロナの世界的せかいてき流行りゅうこうきたとき、イヌを訓練くんれんして病気びょうきひとつけられないかとかんがえたひとたちがいたのです。

 フィンランドの首都しゅとヘルシンキの空港くうこうではさくねんがつから、新型しんがたコロナよう特別とくべつ訓練くんれんけたイヌ3びきはたらはじめました。それまでは、がんにかかっているかどうかを判定はんていしていたイヌたちだそうです。

 飛行機ひこうきりた乗客じょうきゃくにウエットティッシュのようなうすいシートでうで首筋くびすじをふいてもらい、あせをつけます。それをコップのような容器ようきれてイヌのまえいて、においをかがせます。

 そのきゃくがコロナの感染症かんせんしょうにかかっていなければ、イヌは素通すどおり。陽性ようせいだったら、コップの周囲しゅうい前脚まえあしでひっかいたり、おすわりをしたりしてらせてくれるのです。

 最初さいしょの1かげつで2000にんあまりを検査けんさし、病院びょういんなどでおこなうPCR検査けんさおなじくらいのただしさだったそうです。

 みなみアメリカのチリや中東ちゅうとうレバノンの空港くうこうでも、イヌたちによるコロナ検査けんさはじまっています。

 まだ検査けんさしたかずすくないので、もっと実験じっけんかさねなければいけません。でも、イヌの検査けんさでわかるなら、簡単かんたんだし、時間じかんもかかりません。有効ゆうこうせい確認かくにんされれば、世界中せかいじゅう空港くうこうでイヌたちが活躍かつやくする姿すがたることができるようになるでしょう。


 韓国かんこく・ソウル特派員とくはいん通算つうさんねんはん、スイス・ジュネーブ特派員とくはいんを4ねんつとめました。専門せんもん韓国かんこく北朝鮮きたちょうせんですが、ジュネーブでは国連こくれん取材しゅざい趣味しゅみ囲碁いご旅行りょこう。キムチが大好だいすき。1967ねんまれ。

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