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カメラ少女・藍沙のいきもの大好き

10代の写真家、藍沙さんが、みずみずしい感性でとらえた野鳥や動物の姿をお届けします。

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幸せの青い鳥 ルリビタキ

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じっとしていたら、ルリビタキがすぐ近くまで来てくれました 拡大
じっとしていたら、ルリビタキがすぐ近くまで来てくれました
ルリビタキのメスが青いのは尾だけ 拡大
ルリビタキのメスが青いのは尾だけ

 こんにちは、藍沙あいしゃです。今回こんかいは、「しあわせのあおとり」とばれるルリビタキを紹介しょうかいします。

 全長ぜんちょうは14センチメートルほどの野鳥やちょうで、東京とうきょうではふゆにしか、その姿すがたることができないわたどりです。名前なまえ由来ゆらいである全身ぜんしん瑠璃色るりいろ羽毛うもうは、大人おとなのオスしかっておらず、メスは尾羽おばねだけがあおいろをしています。ルリビタキと名前なまえながいので、わたしはよくルリビタキのことを、オスは「ルリオ」、メスは「ルリコ」とんでいます。そうやって自分じぶんなりの名前なまえをつけると、愛着あいちゃくがわきますよね。

飛び立つルリビタキ。動きがとても速いです 拡大
飛び立つルリビタキ。動きがとても速いです
ダンスしているようなルリビタキ 拡大
ダンスしているようなルリビタキ

気持きもちをつたえて

 きれいでかわいいとりなので、写真しゃしんりたいのですが、野鳥やちょうなので警戒けいかいしんつよく、なかなかちかづけません。ルリビタキはもりはやしなかだけでなく、じつ東京都内とうきょうとない公園こうえんにもています。しかし、姿すがたせた瞬間しゅんかんにどこかにえてしまうことも、よくあります。そこで、大切たいせつなのが相手あいて警戒けいかいしんくことです。このまえ撮影さつえいしているとき、ルリオくんがこちらをじーっとてきました。すぐにわたし距離きょりたもをかがめてちいさくしながら、「こわくないよー、大丈夫だいじょうぶだよー」とつたえました。ひとはルリビタキにくらべるとからだおおきく、かれらからたらこわいだろうなとおもったからです。すると、ルリオくんがわたしのすぐちかくによってきてくれて、羽毛うもうさきまでくっきりとることができました。たとえ種類しゅるいちがっても、動物どうぶつにはその動物どうぶつきという気持きもちがつたわっているんだなとおもいました。そうしたあらたな発見はっけんがあることも、撮影さつえいたのしみだとおもいます。


藍沙あいしゃ

 2006ねん東京都生とうきょうとうまれ。東京都日野市とうきょうとひのし中学ちゅうがくねんせい動物どうぶつ写真家しゃしんか小原玲おはられいさんのほどきをけながら、小学しょうがくねんせいから野鳥やちょうはじめました。20ねんがつ富士ふじフイルムフォトサロン東京とうきょうで、歴代れきだいさいねんしょう個展こてんおこなう。だい12かい野生動物やせいどうぶつ写真しゃしんコンテストで入賞にゅうしょうだい37かい日本にほん自然しぜん」コンテストで「朝日新聞社あさひしんぶんしゃしょう」を受賞じゅしょう(いずれも20ねん)。あい富士ふじフイルムのミラーレス一眼いちがんカメラ、Xシリーズ。

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