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窓のむこうは

毎小編集長の木村葉子が執筆するコラムです。毎小という窓を通じて、新たな景色をみなさんと一緒に見ていきたいです。

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窓のむこうは

子どもの頃の読書 生涯の友に出会う機会

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 みなさん、こんにちは。先日せんじつ作家さっか村上春樹むらかみはるきさんゆかりの資料しりょうおさめた文学館ぶんがくかんが、母校ぼこう早稲田大学わせだだいがくにできたとほうじられました。設計せっけいしたのは世界的せかいてき活躍かつやくしている建築家けんちくか隈研吾くまけんごさんです。わたしったことがないのですが、くまさんをとても身近みぢかかんじることがありました。

 おも大人おとなんでいる毎日新聞まいにちしんぶんには、毎週まいしゅう土曜日どようびほん紹介しょうかいするページがあります。そこの「なつかしい いっさつ」でくまさんが、「ドリトル先生せんせいアフリカゆき」をげていたのです。「ドリトル先生せんせい」はわたし大好だいすきなシリーズで、みなさんぐらいのころ夢中むちゅうになってみました。いまでも、なんさつっています。

世界せかい冒険ぼうけん旅行りょこう

 ドリトル先生せんせいは、動物どうぶつ言葉ことばはなせる獣医じゅういさんです。先生せんせいは、オウムやいぬ、サル、アヒル、フクロウ、ブタ、しろネズミたちとにぎやかにらしています。物語ものがたり舞台ぶたいはイギリスですが、先生せんせい動物どうぶつたちは、世界各地せかいかくちだけでなく、つきにまで冒険ぼうけん旅行りょこうかけます。動物どうぶつたちと一緒いっしょたびのおともをするのがトミーしょうねんです。トミーは学校がっこうにもけないまずしいいえどもですが、先生せんせい優秀ゆうしゅう助手じょしゅとして活躍かつやくします。

 わたしどものころは、インターネットはありませんでした。どもが海外かいがいったり、海外かいがいひと交流こうりゅうしたりすることも特別とくべつなことでした。「ドリトル先生せんせい」は物語ものがたりですが、たこともない世界せかい国々くにぐにれてってくれ、めずらしいものものせてくれました。

りの1ぴき

 シリーズには、たくさんの動物どうぶつ登場とうじょうします。なかでも、わたし一番いちばんきなのはブタの「ガブガブ」です。ドリトル先生せんせい作者さくしゃ、ヒュー・ロフティングもそうだったようで、ガブガブが主人公しゅじんこうほんいています。ガブガブはべることが大好だいすきで、もののこともよくっています。いしんぼうなばかりに失敗しっぱいしたり、周囲しゅうい迷惑めいわくけたりしますが、にくめないキャラクターです。わたし家族かぞくを「ガブちゃん」とぶことがあります。ガブガブにそっくりなことがあるからです。

大人おとなになっても

 うちの本棚ほんだなには「メアリー・ポピンズ」や「大草原だいそうげんちいさないえ」、「こねこのぴっち」などがならんでいます。何度なんどんでよごれてしまったものもありますが、てられません。 どものころ出会であったほんは、生涯しょうがいともとなります。10がつ27にちからは読書週間どくしょしゅうかん。「読書どくしょあき」に、みなさんもきっとそんな一冊いっさつ出会であうことでしょう。

 また来週らいしゅういしましょう。ごきげんよう。【編集長へんしゅうちょう木村きむら葉子ようこ

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