新型コロナウイルスの新規感染者が減っています。22日は東京都内で6人で、今年に入って最も少なくなりました。全国の感染者も、今年の夏の第5波のピーク時と比べると、17日時点で100分の1以下にまで減りました。しかし、専門家はこの冬に第5波を超える第6波がやってくるのではないかと警戒し、政府も第5波より多い入院体制を作り、第6波に向けて備えています。
そんな中、名古屋工業大学が開発したAIの予測が注目を集めています。ワクチンの効果や、国内の大型休暇の日程などを学習させ、東京都の感染者は、来年1月中旬のピークでも370人と予測しました。ワクチンの効果で、全国でも第5波の5~10分の1に抑えられるとしています。このAIは、第5波から急激に感染者が減ったことを予測し、当てています。