連合(れんごう)の芳野(よしの)友子(ともこ)会長(かいちょう)
日本労働組合総連合会(連合)の芳野友子会長と、日本経済団体連合会(経団連)の十倉雅和会長が26日、東京都内で会談し、春闘がスタートしました。春闘はこれから、それぞれの産業や会社による話し合いが本格化し、3月中旬ごろに多くの会社で経営者側から回答が出されます。
経団連(けいだんれん)の十倉雅和(とくらまさかず)会長(かいちょう)
新型コロナウイルスのせいで景気が悪くなった昨年に比べ、今年の春闘は、立ち直りを見せる会社が増えるなどして、賃上げ(給料をアップすること)のムードが高まっています。この日の会談で、2人は賃上げの重要性では一致しました。経団連は業績が回復した会社については積極的な賃上げを呼びかけていますが、コロナの影響が長引く会社もあり、一律での対応には否定的な構えを示しています。