15歳のニュース 大学生のお財布事情 お金withコロナ 支出が激変!?

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ギター、GoTo、オンライン環境整備

 新型コロナウイルスの流行により、生活様式が大きく変わった2020年。大学生のお金の使い方も変化したようだ。編集部の大学生スタッフ・荻野おぎのしずく記者(20)が取材した。

 学生の収入源は、アルバイトや実家からの仕送りなどさまざま。支出については、これまでは生活費を除いて、交通費、交際費(飲み会・外食費)、サークル費などの出費が多かった。しかしコロナで交際費は激減。貯金が増えた学生もいれば、外出自粛じしゅくとストレス発散のため「ネット通販つうはんの利用が増えた」(上智大学じょうちだいがく・女子)という学生もいた。

 「おうち時間」を有意義に過ごすべく、書籍しょせきやゲームソフトをんだ学生も少なくないようだ。一方で、アクティブな学生は政府の「GoToトラベル」を多用していた。「沖縄、仙台せんだい伊豆いずなどに行った」(独協大学どっきょうだいがく・男子)と、複数回旅行した声も。新しく見つけた趣味しゅみにお金をつぎ込んだ学生もいる。津田塾大学つだじゅくだいがくの女子大学院生は、もともとライブ鑑賞かんしょうが趣味で、アコースティックギターを購入こうにゅう。好きな楽曲を演奏できるよう練習にはげんでいるという。「ちょっとしたぜいたくをしたくて、紅茶にハマった」という東京電機大学の女子学生は、紅茶の福袋ふくぶくろ(約7000円)を買ったほどの熱中ぶりだ。

 さらに、普及ふきゅうし始めたオンライン授業のために、高額な買い物をした学生もいた。日本女子大学の女子学生が購入したのは、iPad Air(第4世代)とヘッドホン。しめて約11万円。痛い出費だったが、快適な受講環境のおかげで、学業に一段と身が入ったという。

 コロナ禍でキャンパスに通えず、友人にも会えず、行き場のない感情をおさえるために、学生それぞれがお金の使い方を工夫せざるを得なかったようだ。大学生の醍醐味だいごみといえば、サークル活動や大人数での飲み会……。今年はそんな交流が復活することを、多くの学生が願っている。


 ■私が取材しました

荻野おぎのしずく(東洋大学3年生)

 秋田生まれ、東京育ち。大学駅伝をこよなく愛する女子学生。来年は箱根駅伝の「山上り」5区を現地観戦したい!

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