15歳のニュース 7月のニュースチェック 7月のポイント 「終わり良ければ」ではなく

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 7月は五輪に関する話題を選んでみた。あなたはどう思う?

 ◆きになる1位

西矢椛(にしやもみじ)選手 拡大
西矢椛(にしやもみじ)選手

10代選手大活躍 スケボー女子表彰台は10代が占める

 東京オリンピック(五輪)は前半を終え、10代の選手たちの活躍が目立った。後半にも期待したい。

 今大会から新たに採用されたスケートボードでは、女子ストリートで13さい西矢椛にしやもみじ選手が日本勢最年少で金メダル、16歳の中山楓奈なかやまふうな選手が銅メダル、銀メダルも13歳のブラジル選手が受賞した。

橋本大輝(はしもとだいき)選手 拡大
橋本大輝(はしもとだいき)選手

 体操では、19歳の橋本大輝はしもとだいき選手が男子個人総合で優勝し、前回、前々回ぜんぜんかい大会に続いて日本勢3連覇れんぱを果たした。また男子団体では、北園丈琉きたぞのたける選手(18)らとともに、銀メダルを獲得かくとくした。19歳の本多灯ほんだともる選手が男子競泳200メートルバタフライで銀メダルを獲得した。

中山楓奈(なかやまふうな)選手(代表撮影) 拡大
中山楓奈(なかやまふうな)選手(代表撮影)

とり4

 スケボーの男子ブラジル代表のホフラー選手(28)は地元の貧しい子どもたちへの支援しえんとしてスケボーの施設を造ったり教えたりしていて、女子のフィリピン代表ディダル選手(22)はスケボーで貧困から家族を救っている。一見チャラくて若い競技だけれど、セクハラパワハラ祭りの王道スポーツ界とちがい、選手たちの社会性も志も高く、まじカッケー。

 ◆きになる2位

五輪開会式(23日)

入場行進するカザフスタンの旗手2人 拡大
入場行進するカザフスタンの旗手2人

 国立競技場で23日に行われた開会式では、選手団の入場が、アルファベット順ではなく、初めて日本語の50音順で実施じっしされた。

 先頭は、古代オリンピック発祥はっしょう国ギリシャ。次に難民選手団とロシア・オリンピック委員会(ROC)が続き、「あ行」から次々つぎつぎに会場入り。最後は24年パリ五輪のフランスに続いて日本が206番目に入場した。

 入場行進曲には日本の有名なゲーム音楽が選ばれた。マンガをモチーフにした国名のプラカードなど、演出にも日本が世界にほこるポップカルチャーが取り入れられていた。

開会式に登場した、ドローンで描かれた地球 拡大
開会式に登場した、ドローンで描かれた地球

とり2

 直前までいろいろもめた中で開催かいさいされた開会式。きっと最初はこんな演出ではなかったのだろうなと思いながらも最後まで見た。ドラクエなどゲーム音楽19曲が次々とオーケストラ演奏された入場行進とドローンの地球儀が印象に残った。

 ◆きになる3位

コロナ下の開催

 東京で4回目の緊急事態きんきゅうじたい宣言発令中に開幕した東京五輪。22日からの4連休もあって、全国で新型コロナウイルスの感染が急拡大した。30日には初めて新規感染者が1万人をした。

 五輪への影響えいきょうも出ている。サッカー男子1次リーグで日本は、対戦する南アフリカの選手ら3人の新型コロナ陽性が判明。濃厚のうこう接触せっしょく者は18人に上り、予定通りの試合開催が決まったのは開始2時間前だった。

 大会期間中、選手・役員ら約1万8000人が暮らす選手村では、外部と遮断しゃだんする「バブル方式」を採用しているが、7月1日以降、陽性と判定された大会関係者は220人(30日現在)。テコンドーやスケートボードなどで出場辞退となる選手が出ている。

とり3

 選手の活躍かつやく応援おうえんしたいが、現地には行けない。少しでもリアルを感じたいので、LIVE放送を片っ端から見ている。

 ◆きになる4位

開会式前のゴタゴタ

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日、開会式の演出担当を務めてきた元お笑い芸人の小林賢太郎こばやしけんたろうさん(48)について、過去にユダヤ人大量虐殺たいりょうぎゃくさつ(ホロコースト)をコントでやゆしていたことを理由に解任したと発表した。

 23日の開会式をめぐっては、楽曲担当ミュージシャン、小山田圭吾おやまだけいごさん(52)が19日、同級生をいじめていたとする過去のインタビュー記事などを問題視され、辞任を申し出た。東京五輪がかかげる「多様性と調和」に相反する問題で、直前に式典担当者が相次いで姿を消す異常事態となった。

とり1

 2、3月にも問題発言などで辞任者が相次いだ。良くも悪くも「多様性と調和」に対する日本の実情を世界に知らしめてしまったようだ。

 ◆きになる5位

酷暑五輪

 日本の夏特有の蒸し暑さは五輪開幕後、連日のように続く。

 「試合は終えられるが死ぬかもしれない。死んだら責任を取れるのか」。AP通信によると、男子テニスのダニル・メドベージェフ選手(25)=ロシア・オリンピック委員会(ROC)=は28日の3回戦の試合中、審判しんぱんったという。日中はコート上の温度が50度近くに達することもある。

 初日の23日には、アーチェリー女子に出場したROCの選手が暑さの影響えいきょうで気を失い、たおれた。

 招致しょうち段階の立候補ファイルには「この時期は晴れる日が多く、かつ温暖で、アスリートに理想的な気候」と記されていた。

とり1

 立候補ファイルの内容を知ってどう思っただろうか。日本人なら、蒸し暑い東京の夏や台風の季節であることも分かっていたはずだが。


 ◆スタッフ紹介「夏に食べたい!」

とり1 冷やしたぬき

とり2 かき氷

とり3 よく冷えたメロン

とり4 ところてん

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