15歳のニュース 今月のニュースチェック 11月のポイント 正々堂々としていたい

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 ◆編集部発 勝手に座談会

 11月に話題になったニュースの中から、「15歳のニュース」スタッフが気になる出来事を選んでみた。あなたはどう思う?

 ◆きになる1位

立憲民主党代表選告示

 枝野幸男えだのゆきお前代表の辞任にともなう立憲民主党の代表選が19日告示され、逢坂誠二おおさかせいじ元首相補佐官しゅしょうほさかん(62)、小川淳也おがわじゅんや元総務政務官(50)、泉健太いずみけんた政調会長(47)、西村智奈美にしむらちなみ元副厚生労働相(54)の4人が立候補した。来夏の参院選に向けた党の立て直し、共産党との連携れんけいのあり方などが争点。30日の臨時党大会で投開票される。

とり3

 討論会がニコ生やYouTubeで見られる時代。SNSをやっている議員もいる。いろいろな角度からその人の発言を知ることができる。代表選の投票はできなくても次の参院選へ向けてチェックしておくといいかも。

 ◆きになる2位

藤井聡太4冠、王将戦挑戦権獲得

藤井聡太(ふじいそうた)竜王(りゅうおう) 拡大
藤井聡太(ふじいそうた)竜王(りゅうおう)

 渡辺明わたなべあきら王将(37)への挑戦者ちょうせんしゃを決める第71期王将戦リーグの藤井聡太ふじいそうた竜王りゅうおう(19)―近藤誠也こんどうせいや七段(25)戦が19日にあり、藤井竜王が勝って開幕から5連勝で1位を確定させ、王将戦初挑戦を決めた=写真。藤井竜王は13日に竜王を獲得して史上最年少4冠になったばかりで、次は5冠をかけて王将戦にいどむ。渡辺王将との七番勝負第1局は来年1月9、10日に行われる。

とり4

 2016年10月にプロ棋士となる四段に昇格して以降、どんどん昇段。そういえば紙面でも取材時は藤井五段だったが掲載時には六段ということも。更新が速すぎて呼び名が追いつかない。

 ◆きになる3位

スリランカ人女性死亡 名古屋入管幹部らを殺人容疑で告訴

ウィシュマさんの遺影を手に告訴状の提出に向かう妹のポールニマさん(左)ら=名古屋市で9日 拡大
ウィシュマさんの遺影を手に告訴状の提出に向かう妹のポールニマさん(左)ら=名古屋市で9日

 名古屋出入国在留管理局(名古屋市)に収容されていたスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさん(当時33さい)が3月に死亡した問題をめぐり、遺族らが9日、当時の局長など幹部に対する殺人容疑の告訴状こくそじょうを名古屋地検に提出した。告訴状の提出後、妹のポールニマさん(27)は「名古屋入管の中で姉の件にたずさわったすべての人に責任があり、ちゃんとした措置そちをしなかった職員に責任がある」と語った。

とり2

 入管職員たちが苦しんでいる人を前に何もせず、外国人だから人間扱あつかいしなくてよいと思っている態度が許せない。これまでも責任を追及ついきゅうされていないことに、入管の組織内の大きなやみを感じる。

 ◆きになる4位

関西電力旧経営陣、不起訴処分

拡大

 関西電力の歴代幹部をめぐる一連の問題で、大阪地検おおさかちけん特捜部とくそうぶは9日、役員の報酬ほうしゅう補塡ほてんや金品受領に関する会社法の特別背任など全ての告発容疑について、八木誠やぎまこと前会長(72)や森詳介もりしょうすけ元会長(81)ら旧経営陣じんの9人全員を容疑不十分で不起訴処分にした。告発した市民団体は不起訴処分を不服として、近く検察審査会けんさつしんさかいに申し立てる方針。

とり1

 小判をしのばせた菓子かし折りまで出てきて「越後屋えちごや、お主も悪よのう」「お代官さまほどではございません」。そんなセリフが思いかぶほど、いつの時代の出来事か。本当に罪には問われないの?


 ◆スタッフ紹介「気分転換の方法」

とり1 サウナ

とり2 おいしいものを食べに行く!

とり3 ゲーム

とり4 漫画を読む


 ■KEY WORDS

 【代表選だいひょうせん

 代表選は党所属の国会議員、地方議員、党員・サポーターの投票により計572ポイントを争う。1回目の投票で過半数のポイントを得た候補がいない場合、上位2人の決選投票を実施じっしする。混戦模様で、地方議員や党員・サポーター票の動向もかぎとなる。

 【殺人容疑さつじんようぎ告訴状こくそじょう

 告訴状によると、ウィシュマさんは生前、体調不良をうったえて点滴てんてき治療ちりょうや外部への通院を求めていたが、入管職員らは適切な医療いりょうを提供する措置そちを講じず、保護する責任と義務をおこたり、「ウィシュマさんが死んでも構わない」という認識があったとしている。遺族代理人の弁護士は「助けなければならない強い法的義務があるのに、それに反しているので殺人罪だ」と説明した。

 【一連いちれん問題もんだい

 市民団体が「不祥事ふしょうじの中で悪質性が高い」としたのが報酬ほうしゅう補塡ほてん問題だ。関西電力(関電)は東日本大震災ひがしにほんだいしんさい後の経営不振けいえいふしんで電気料金の値上げと役員報酬の減額を決定。しかし、当時の森会長が主導して各役員を退任後に嘱託しょくたくとして任用し、減額分を補う仕組みを発案したとされる。当時の八木社長との協議を経て取締役会とりしまりやくかいはからず運用を始め、森元会長をふくむ元役員計18人に2016年7月以降、計約2億6000万円が支払しはらわれた。

 また、関電はいびつな「原発マネー」のあり方も問われた。福井県高浜町たかはまちょう森山栄治もりやまえいじ元助役(19年に死去)から30年以上にわたり、八木元会長ら歴代幹部83人が現金や小判をしのばせた菓子かし折りなど総額約3億7000万円相当の金品を受け取っていた。関電の第三者委員会は、森山元助役の目的は自身の関連企業かんれんきぎょうに原発関連工事を発注させるためだったと認定した。

 【特別背任とくべつはいにん

 会社法で規定。取締役とりしまりやくなどの地位にある者が自分や第三者の利益のために任務に背く行為こういをし、会社に損害をあたえた場合、10年以下の懲役ちょうえきか1000万円以下の罰金ばっきんが科される。経営にたずさわる立場での背任行為は大きな責任が問われ、背任罪よりけいが重い。

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