DeNA

DeNAがバウアー投手獲得　20年サイ・ヤング賞の大物右腕

　DeNAは14日、米大リーグ、ドジャースを戦力外となったトレバー・バウアー投手（32）＝185センチ、92キロ、右投げ右打ち＝の獲得を発表した。レッズ時代の2020年にナ・リーグのサイ・ヤング賞（最優秀投手賞）に輝いた実績があり、25年ぶりのリーグ優勝に向けて戦力を大きく補強した。1年契約で、年俸

DeNA「番長」がファンサービス　三浦監督「キャンプに活気」

　3年ぶりに新型コロナウイルスの影響による感染対策も緩和され、沖縄、宮崎両県で実施されているプロ野球の春季キャンプ。4、5日の初の週末には、各地に大勢のファンが訪れた。　DeNAがキャンプを行う沖縄県宜野湾市では5日、三浦大輔監督や新人の松尾汐恩（しおん）捕手（大阪桐蔭高）、2年目の小園健太投手のド

DeNA小園健太の背中を押す元「相棒」　高卒2年目、開幕1軍へ

　プロ野球の春季キャンプでの楽しみは、可能性を秘めた若い選手たちの成長ぶりだ。沖縄県宜野湾市を拠点にするDeNAでは、かつての「相棒」から刺激を受けた19歳の2年目右腕、小園健太投手が開幕1軍入りを目指して奮闘を続けている。　4日にあった投手と内野手による連係プレーの練習。小園は投前に飛んだゴロをう

プロ野球・DeNA、鹿児島・奄美で初の春季キャンプスタート

　プロ野球の11球団がキャンプインした1日、宮崎県と鹿児島県でもペナントレースに向けて選手たちが練習を始めた。鹿児島県奄美市で初めて春季キャンプを迎えたDeNAは同市民球場で歓迎セレモニーを受け、25年ぶりのセ・リーグ優勝に向けて発進した。　セレモニーでは、奄美市の安田壮平市長が「悲願の日本一につな

「感謝」のスピーチからにじみ出る人柄　ラミレス氏、野球殿堂入り

　野球殿堂博物館（東京都文京区）は13日、今年の野球殿堂顕彰者を発表し、「プレーヤー表彰」では、前DeNA監督のアレックス・ラミレス氏（48）が選出された。　4分ほどのスピーチのほとんどが周囲への「感謝」だった。ラミレス氏は一通り話し終わった後も「一つだけいいですか」と自ら切り出した。来日以降、支え

「ラミちゃん」野球殿堂入り　日本のギャグ通じてファンに愛され開花

　プロ野球で外国人選手初の2000安打を達成して名球会入りした勲章である。野球殿堂博物館は13日、今年、野球殿堂入りした選手らを発表し、元プロ野球選手が対象となる競技者表彰のプレーヤー表彰にヤクルト、巨人などで活躍したアレックス・ラミレスさん（48）が選出された。異国の地で打ち立てた金字塔は、日本社

DeNA小園投手、ロッテ松川捕手　和歌山市に各400万円寄付

　高校時代、市和歌山で活躍したプロ野球・DeNAの小園健太投手とロッテの松川虎生捕手が、和歌山市にそれぞれ400万円ずつ、計800万円を寄付した。「後輩たちのために」との趣旨で今後、市和歌山野球部発展のために使われる。　2人は中学時代からバッテリーを組み、そろって市和歌山に進学。2021年春のセンバ

DeNA山崎康晃が来季残留　6年契約、大リーグ挑戦を断念

　DeNAの山崎康晃投手が26日、横浜スタジアムで行われたファン感謝イベントで来季の残留を発表した。6年契約で合意。「夢」と公言してきた米大リーグ挑戦を視野にポスティングシステムの利用について球団と交渉を続けてきたが、愛着のあるチームでのプレー続行を決断した。　イベントの冒頭で詰めかけたファンが見つ

中日・京田陽太とDeNA・砂田毅樹がトレード　両球団が発表

　中日の京田陽太内野手（28）とDeNAの砂田毅樹投手（27）の交換トレードが成立し、18日、両球団が発表した。左投手が不足している中日と、遊撃のレギュラーが不在のDeNAの思惑が一致した。　京田は青森山田高から日大を経て2017年にドラフト2位で入団し、1年目には新人王に輝いた。高い守備力を誇り、

闘病経て独立リーグからドラフト　「勝負の1年」実る　愛媛・上甲

　20日にあったプロ野球の新人選手選択（ドラフト）会議で、独立リーグ四国アイランドリーグplus・愛媛マンダリンパイレーツ（MP）の上甲凌大（りょうた）捕手（21）が横浜DeNAから育成1位で指名を受けた。2021年には病気で野球を離れた時期もあったが、プロ入りを目指す「勝負の1年」に故郷の球団を選

「正直だめかと」　喜び、安堵…ドラフト指名を受けた選手たち

　プロ野球の新人選手選択（ドラフト）会議が20日、東京都内であり、1位指名で高校屈指の強打者、浅野翔吾外野手（香川・高松商高）に阪神、巨人の2球団が競合し、巨人が抽選で交渉権を獲得した。本格派右腕の荘司康誠投手（立大）は楽天とロッテが競合し、楽天が交渉権を得た。　セの阪神と巨人以外の4球団と、パのロ

大阪桐蔭・松尾汐恩、DeNAから1位指名に「ほんまにホッと」

　DeNAから1位指名された大阪桐蔭高・松尾汐恩（しおん）捕手は、各球団の事前指名公表の中に名前がなかっただけに、「選ばれるかどうか分からない状態で待っていた。ほんまにホッとしたので良かった」と笑顔を見せた。　京都出身で、2年夏から甲子園で3季連続本塁打を放つなどパンチ力のある打撃と強肩が持ち味。高

浅野翔吾は巨人、荘司康誠は楽天が交渉権獲得　ドラフト1位指名

　プロ野球の新人選手選択（ドラフト）会議が20日、東京都内であり、1位指名で高校屈指の強打者、浅野翔吾外野手（香川・高松商高）に阪神、巨人の2球団が競合し、巨人が抽選で交渉権を獲得した。本格派右腕の荘司康誠投手（立大）は楽天とロッテが競合し、楽天が交渉権を得た。　それ以外のセ・パ8球団は単独での1位

DeNA、1死満塁で併殺　三浦監督「1点以上のものがあった」

　◇○阪神3―2DeNA●（10日・横浜）　1点を追う九回。DeNAは1死満塁でサヨナラの好機を作ると、球場のボルテージは最高潮となった。40歳で経験豊富な藤田一也を代打に送って勝負をかけたが、初球の二ゴロが本塁併殺打になって試合終了。一塁に頭から滑り込んだ藤田はしばらく起き上がれなかった。　2戦目

勝利の流れ作ったDeNA先発・大貫晋一　3人の継投で阪神打線零封

　◇○DeNA1―0阪神●（9日・横浜）　先発投手が試合を作り、受けたバトンで救援陣が仕事を果たす。DeNAは3人の継投で阪神打線から14三振を奪い、わずか2安打に抑え込む零封リレーで踏みとどまった。　勝利への流れを作ったのは、今季チーム最多タイの11勝を挙げた大貫晋一だった。ゆったりとしたフォーム

DeNA、阪神を降し1勝1敗に　セ・リーグCS第2戦

　プロ野球のクライマックスシリーズ（CS）は9日、セ・パ両リーグのファーストステージ（3試合制）の第2戦が行われ、横浜スタジアムで行われたセ・リーグはDeNA（レギュラーシーズン2位）が阪神（3位）を1―0で降し、対戦成績を1勝1敗とした。　10日の第3戦で、DeNAは引き分け以上で、阪神は勝利すれ

あと1本が出なかったDeNA　大胆な策も実らず　セCS

　◇○阪神2―0DeNA●（8日・横浜）　驚きのスタメン発表だった。DeNAは阪神のエースで変則の横手右腕・青柳晃洋を攻略するため、今季1試合しか先発出場のない40歳の藤田一也を「6番・三塁」で起用した。右打者で中軸の宮崎敏郎、ソトを先発から外し、投手を含めて左打者6人を並べたが、大胆な策は実らなか

阪神、DeNAに先勝　セCS

　プロ野球のクライマックスシリーズ（CS）は8日、セ・パ両リーグのファーストステージ（3試合制）が開幕し、横浜スタジアムで行われたセ・リーグは阪神（レギュラーシーズン3位）がDeNA（2位）を2―0で破って先勝した。　9日の第2戦で阪神が勝てば、ヤクルト（1位）と対戦する12日からのファイナルステー

CS、8日開幕　セ展望…投手豊富なDeNA・阪神、鍵は先制点

　プロ野球のクライマックスシリーズ（CS）は8日、セ、パ両リーグのレギュラーシーズン2、3位が争うファーストステージ（3試合制）が開幕する。セは、DeNA（2位）と阪神（3位）が横浜スタジアムで対戦。パはソフトバンク（2位）と西武（3位）が福岡・ペイペイドームで顔を合わせる。　　　◇　投手陣が豊富な

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最下位→2位、躍進のDeNA　24年前の歓喜知るコーチ陣の力

　プロ野球のDeNAは3年ぶりに勝ち越してセ・リーグ2位でレギュラーシーズンを終え、8日からのクライマックスシリーズ（CS）に臨む。前年最下位からの躍進を支えているのが、24年前のあの「歓喜」を知るコーチ陣だ。選手とスタッフの垣根を作らない雰囲気作りが、チームを上昇気流に乗せた。　「現役時代、監督や