中日

侍ジャパン記者通信

侍ジャパン最年少　高橋宏斗が過ごした「意識高い」11日間

　野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に臨む日本代表「侍ジャパン」が27日、宮崎での強化合宿を打ち上げました。11日間の合宿を振り返り、毎日新聞担当記者が印象に残った選手を紹介します。円谷美晶記者が取り上げるのは、首脳陣が絶賛した最年少右腕です。　◇あどけなさと

ドアラが契約更改　好物の食パン617グラムの現状維持でサイン

　プロ野球中日のマスコット、ドアラが23日、名古屋市の球団事務所で契約更改交渉し「6位だったので自分からダウンを提案した結果、いろいろあって現状維持になりました」と、好物の食パン617グラム（推定）でサインしたことを明かした。　今季は、これまで七回終了後に披露していた得意のバック転を「球団に気づかっ

中日・京田陽太とDeNA・砂田毅樹がトレード　両球団が発表

　中日の京田陽太内野手（28）とDeNAの砂田毅樹投手（27）の交換トレードが成立し、18日、両球団が発表した。左投手が不足している中日と、遊撃のレギュラーが不在のDeNAの思惑が一致した。　京田は青森山田高から日大を経て2017年にドラフト2位で入団し、1年目には新人王に輝いた。高い守備力を誇り、

楽天・涌井秀章と中日・阿部寿樹がトレード　両球団が発表

　プロ野球・楽天の涌井秀章投手（36）と中日の阿部寿樹内野手（32）のトレードが成立し、両球団から15日、発表された。　涌井は3球団で最多勝に輝くなど、通算154勝の右腕。今季は5月に右手中指に打球が当たって骨折し、長期離脱したが、9月に復帰した。阿部は右投げ右打ち。今季は中軸として133試合に出場

沖縄の大学から初ドラフト指名の仲地礼亜　「沖縄から目指せる」実証

　20日に東京都内で行われたプロ野球の新人選手選択（ドラフト）会議で、沖縄大の仲地礼亜（れいあ）投手（21）が中日から1位指名を受けた。1965年にドラフト制度が導入されて以降、沖縄県内の大学生がドラフト会議で指名されたのは初めて。仲地投手は「自分が選ばれたことで沖縄の大学から（プロを）目指せること

難病乗り越えた“忍者”　亜大・田中幹也、中日が6位指名

　中日は20日のプロ野球・新人選手選択（ドラフト）会議で、田中幹也内野手（亜大）を6位で指名し、交渉権を獲得した。田中内野手は大学3年時に難病「潰瘍性大腸炎」で苦しんだが、憧れの舞台への道が開けた。　身長166センチと小柄ながら、50メートル5秒9の俊足と高い守備力は東海大菅生高（東京）時代から定評

浅野翔吾は巨人、荘司康誠は楽天が交渉権獲得　ドラフト1位指名

　プロ野球の新人選手選択（ドラフト）会議が20日、東京都内であり、1位指名で高校屈指の強打者、浅野翔吾外野手（香川・高松商高）に阪神、巨人の2球団が競合し、巨人が抽選で交渉権を獲得した。本格派右腕の荘司康誠投手（立大）は楽天とロッテが競合し、楽天が交渉権を得た。　それ以外のセ・パ8球団は単独での1位

沖縄の大学から初のドラフト指名　仲地礼亜、中日の1位に

　プロ野球・中日は20日、ドラフト会議で最速151キロ右腕、沖縄大の仲地礼亜（れいあ）投手（21）を1位で指名し、交渉権を獲得した。1965年にドラフト制度が導入されて以降、沖縄県内の大学からドラフト会議で指名された選手は、仲地投手が初めてとなった。　仲地投手は沖縄県出身。沖縄・嘉手納高から沖縄大に

投手部門、阪神・青柳晃洋が3冠　セ・リーグ個人タイトル

　プロ野球のセ・リーグは3日、レギュラーシーズンの全日程が終了し、個人タイトルが確定した。村上宗隆（ヤクルト）が打率3割1分8厘、56本塁打、134打点で打撃主要3部門のタイトルを独占して「3冠王」に。2004年の松中信彦（ダイエー）以来18年ぶり、史上8人目（12度目）の快挙となった。　村上は出塁

プロ野球・中日、6年ぶり最下位確定　立浪監督「また出直す」

　中日は敗れ、2016年以来、6年ぶりの最下位が確定した。その間にAクラスは1度だけと低迷が続いている。就任1年目の立浪監督は「しっかり（結果を）受け止めて、また出直していくしかない」と話した。　チーム打率は昨季より改善しているが、長打力不足は今季も変わらなかった。チーム本塁打数は両リーグ最低の62

中日・福留、本拠地で涙の別れ　日米24年、引退試合で万雷の拍手

　中日の福留孝介外野手（45）が23日、バンテリンドームナゴヤでの巨人戦で現役最後の試合に臨んだ。3―9の九回に慣れ親しんだ右翼守備で登場。その裏、日米24年間の最後の打席は二飛に倒れ、涙ぐみながら大阪・PL学園高の先輩である立浪和義監督と抱き合った。　1999年にプロ入りして以降、好プレーで何度も

NPBが中日・立浪監督に厳重注意処分　選手交代の通告怠り

　プロ野球の斉藤惇コミッショナーは20日、中日―ヤクルト23回戦（17日・バンテリンドーム）で選手交代の通告を怠った中日の立浪監督に厳重注意の処分を科した。　延長十二回の攻撃でリプレー検証中に一塁走者が交代したが、球審に告げていなかった。（共同）

中日・大野、1安打無失点で7勝目　村上を無安打に抑える

　◇〇中日8-0ヤクルト●（バンテリン）　中日の大野雄がヤクルトの強力打線を抑え込み、7回1安打無失点で7勝目をつかんだ。2日の対戦で50号本塁打を許した村上にも3打数無安打と雪辱。真っ向勝負で沸かせ「最下位でも多くの方が足を運んでくれる。弱いチームでもこれだけ応援してくれるのはありがたいこと」とフ

「本当に楽しかった」引退試合は巨人3連戦で　福留孝介が記者会見

　プロ野球の現役最年長で、日米通算2450安打を誇る中日の福留孝介外野手（45）が8日、今季限りでの現役引退を表明した。名古屋市のバンテリンドームナゴヤで記者会見し「誰しもが通る道。これだけ好きな野球をやらせてもらった。本当に楽しかった」とすがすがしい表情で話した。　プロ24年目の今季は代打を中心に

福留孝介、うなった勝負強さ　中日でWBCで阪神で…ファン待望

　球界最年長の中日・福留孝介外野手（45）が今季限りでの現役引退を発表した。　走攻守そろったプレーは、米大リーグ挑戦を挟んだ中日、阪神というセ・リーグの老舗球団のファンをうならせ、特に勝負強さが際立った。　真骨頂は2006年。日本代表として出場したワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の準決勝

中日・福留孝介が現役引退へ　最年長45歳、日米で活躍

　プロ野球・中日は8日、日米通算2450安打をマークしている福留孝介外野手（45）が今季限りで現役を引退すると発表した。現役最年長の福留は今季22試合に出場し23打数1安打と打撃不振で、6月に2軍落ちしていた。　福留は大阪・PL学園高から日本生命に進み、1999年にドラフト1位で中日に入団。首位打者

中日・高橋、ノーヒット・ノーランならず　八回途中まで広島封じる

　プロ野球・中日の高橋宏斗投手（19）が29日、マツダスタジアムで行われた広島戦で無安打無得点投球を続けたが、八回1死で途切れた。　八回先頭の松山竜平選手を三ゴロに抑えたが、続く小園海斗選手に中堅への二塁打を浴びた。史上87人目、通算98度目の無安打無得点試合（ノーヒット・ノーラン）はならず、直後に

巨人コロナ陽性続出、計67人に　山口オーナー、球宴は「必ずやる」

　プロ野球の巨人は21日、選手、コーチ、スタッフら164人を対象に実施した新型コロナウイルスのPCR検査で、山口俊投手を含む選手、スタッフ計10人が新たに陽性と判定されたと発表した。巨人の陽性者は累計67人となった。　巨人では19日に17人、20日に菅野智之投手や岡本和真内野手ら40人の陽性が判明し

巨人の集団感染で中日との3連戦延期　「チーム編成極めて困難」

　プロ野球12球団による臨時実行委員会が21日に行われ、22～24日にバンテリンドームナゴヤで予定されていた中日―巨人3連戦の延期を決めた。巨人に新型コロナウイルスの集団感染が起きてチーム編成が困難なため。巨人はチーム活動を停止してPCR検査を続け、オールスター戦後の29日の後半戦開幕から試合を再開

「仰木マジック」で投手転向成功　先輩が語る中日・根尾の可能性

　野手から投手へ。プロ野球では異例となる、成功例の極めて少ない転向パターンに挑んでいる中日・根尾昂投手（22）が注目を集めている。大阪桐蔭高で甲子園優勝投手になったスター選手の、プロ4年目での決断。その取り組みを「伸びしろはある。本人が決断したのなら頑張ってほしい。成長すると思います」と温かく見守る