
連載記事 47件
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伝統農法で育む北陸・金沢「魂のれんこん」のうまみ
「この人、この土地」だから生み出せる一品
金沢市の岡山農園で栽培される「魂のれんこん」はずっしりと重みがあり、断面はうすいクリーム色できめ細かく、穴は小さめで引き締…
2020年1月31日
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「マンハッタンで勝負」日本人経営おにぎり店の安らぎ
「この人、この土地」だから生み出せる一品
米ニューヨーク、マンハッタンにある「HANAMIZUKI Cafe」でくつろぐ客たちは、おにぎりを片手に会話を楽しみ、誰も…
2018年12月26日
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「朝採り野菜を都心へ」東京・青梅20代農家の情熱
「この人、この土地」だから生み出せる一品
東京都青梅市の「繁昌(はんじょう)農園」が出店するファーマーズマーケットの店頭は、赤い大根、黄色いカブ、薄紫色の小松菜など…
2018年11月10日
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「2年半待ち」宮城気仙沼 編み手の顔が見えるニット
「この人、この土地」だから生み出せる一品
現在、注文から手元に届くまでに2年半ほどかかり、全国各地で多くの人がその日を心待ちにしているニットがある。宮城県気仙沼市の…
2018年9月28日
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高崎市の繁盛地場スーパーが「日曜日定休」のワケ
「この人、この土地」だから生み出せる一品
大手メーカーの商品(ナショナルブランド)が一切ない高崎市のスーパーまるおかは、1店舗ながら多くの熱狂的なファンを集めている…
2018年9月5日
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「高くてもこだわり」高崎のスーパーが繁盛する理由
「この人、この土地」だから生み出せる一品
JR高崎駅からバスで北へ約20分の郊外幹線道路の近くに、従業員がおいしいと納得したものだけを売る「スーパーまるおか」がある…
2018年8月31日
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石窯と砂で焼き上げる香ばしさ 練馬の「東京麦茶」
「この人、この土地」だから生み出せる一品
夏の暑い日には、よく冷えた麦茶が体に染みわたる。東京都練馬区にある川原製粉所では、先々代から受け継がれてきた「砂窯焙煎(ば…
2018年8月3日
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石川・白山 幻の唐辛子「剣崎なんば」の辛さと甘み
「この人、この土地」だから生み出せる一品
「剣崎なんば」は、石川県白山市剣崎町を中心に戦前から栽培されてきた唐辛子だ。さやが細長くとがっていて、大きいもので15セン…
2018年6月29日
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石垣島に伝わる島コショウ「ピパーツ」の魅惑の香り
「この人、この土地」だから生み出せる一品
ピリッとした辛さと、シナモンのような独特の甘い香りが後をひく。島コショウとも呼ばれる「ピパーツ」は、石垣島をはじめとする沖…
2018年5月25日
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炭火で20時間発酵 群馬・下仁田の「三角形納豆」
「この人、この土地」だから生み出せる一品
一つ一つの粒の食感はふっくらとやわらかく、大豆の香ばしさを感じる。群馬県下仁田町の「下仁田納豆」がつくる納豆は、昔ながらの…
2018年4月27日
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賢治のトマトでつくる岩手・紫波の100%ジュース
「この人、この土地」だから生み出せる一品
甘みのあるトマトのコクと酸味のバランスがよく、とろりとした舌触りは飲みごたえ抜群だ。岩手県紫波(しわ)町の銀河農園がつくる…
2018年3月29日
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目利きが磨き上げた広島・福山の「葱ドレッシング」
「この人、この土地」だから生み出せる一品
鮮やかな緑色がサラダを彩り、鮮度抜群のすり潰した青ねぎの豊かな風味が加わる。広島県福山市のスーパーマーケット「ナチュラルマ…
2018年3月1日
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「工場でラーメンスープ」業界を革新する元料理人の夢
「この人、この土地」だから生み出せる一品
上品な甘さの中にコクがある鶏白湯(パイタン)スープは、素材として鶏の骨だけを使い、無添加だ。臭みがなく深みのある味わいは飽…
2018年2月7日
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モーツァルトを聴かせる鹿児島枕崎産「奇抜かつお節」
「この人、この土地」だから生み出せる一品
削りたてのかつお節からは、上品な香りが立ち込める。鹿児島県枕崎市にある金七商店の「クラシック節」(「205~229グラム・…
2017年12月29日
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国東半島で育つ農薬、肥料不使用「ノンアレルギー米」
「この人、この土地」だから生み出せる一品
あっさりとした口当たりでおかずの味を引き立てる。甘さや粘りが少なく飽きのこない風味のコメは、大分県国東(くにさき)市の農家…
2017年12月1日
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母と4姉妹が挑戦する玄界灘の新ブランド「穂州鯛」
「この人、この土地」だから生み出せる一品
鯛(たい)といえば淡白なイメージだが、佐賀県玄海町の渡邉水産が養殖するブランド鯛「穂州(すいしゅう)鯛」は、もちもちとした…
2017年10月19日
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東京・亀有のコッペパン専門店に行列が絶えないワケ
「この人、この土地」だから生み出せる一品
きつね色の焼き目にやわらかな食感のコッペパン。あんことマーガリンを挟んだ「あんマーガリン」(190円、税込み)は、昔懐かし…
2017年9月20日
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「こだわりの大豆とにがりだけ」東京・池袋の豆腐店
「この人、この土地」だから生み出せる一品
バランスのよい大豆の香りと甘み、そして濃厚でなめらかな舌触り。東京都豊島区にある「大桃豆腐」の絹豆腐「權座(ごんざ)」(1…
2017年9月1日
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「日本一住みたい新富町」を目指す宮崎・こゆ財団の戦略
「この人、この土地」だから生み出せる一品
◇宮崎・新富町「楊貴妃ライチの挑戦」(2) 「楊貴妃ライチ」ブランド化を目指す宮崎県新富町(人口約1万7000人)の一般財…
2017年8月3日
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1粒1000円「楊貴妃ライチ」ブランド化へ宮崎の挑戦
「この人、この土地」だから生み出せる一品
◇宮崎・新富町「楊貴妃ライチの挑戦」(1) 宮崎県中部の町に、1粒1000円の新果実ブランド「楊貴妃ライチ」が誕生しました…
2017年8月1日
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幻の果実へベスで感じる宮崎・日向「南国の夏と香り」
「この人、この土地」だから生み出せる一品
さわやかな酸味と力強い香りに、ジューシーさが特徴の柑橘(かんきつ)類ヘベス。炭酸水にひと搾りして輪切りにした果実を浮かべれ…
2017年7月14日
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「シャンパンを楽しむように」炭酸入り中国茶飲料の至福
「この人、この土地」だから生み出せる一品
シャンパンのように立ち上るきめ細かい泡と、口の中でやさしく広がる自然の甘み。有限会社馨華(シンファ)=東京都狛江市=の炭酸…
2017年6月13日
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「雨の日が楽しみに」山梨・西桂の織りのオリジナル傘
「この人、この土地」だから生み出せる一品
山梨県西桂(にしかつら)町に本社を置く槙田(まきた)商店の傘は、大胆に描かれた色鮮やかな花々と、絵画のような複雑なデザイン…
2017年5月16日
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自家製小麦と三浦野菜をつなぐ「魅惑のパン」
「この人、この土地」だから生み出せる一品
かむほどに、小麦の豊潤な甘さと、どこか懐かしい香りが広がる。ハード系生地の「充麦(みつむぎ) 全粒粉バゲット」(360円)…
2017年4月13日
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遠浅の播磨灘が育む甘みたっぷり大粒の「津田宇かき」
「この人、この土地」だから生み出せる一品
ぷっくりとした身に、歯ごたえのある貝柱。甘みが強いが、後味は意外なほどすっきりしている。瀬戸内海に面する兵庫県たつの市の津…
2017年3月14日
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「雪ざらしで澄んだ藍色」新潟・妙高市の逸品ジーンズ
「この人、この土地」だから生み出せる一品
東京駅から北陸新幹線で約1時間50分。新潟県妙高市の妙高山麓(さんろく)で、豊富な雪解け天然水にジーンズを浸す。しびれるほ…
2017年2月14日
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直販で年商4000万円 元会社員の有機野菜への愛
「この人、この土地」だから生み出せる一品
土の香りとほのかな甘みがかむほどに複雑さを増し、中心に向かうほど柔らかくきめ細かな食感になる大ぶりのカブは、皮をむかずに食…
2017年1月17日
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養殖サケをブランド化 宮城県女川町「銀王」の飛躍
「この人、この土地」だから生み出せる一品
薄紅色の引き締まった銀ザケ「銀王」の刺し身はプリッとした歯ごたえがあり、しっとりとした脂身の甘みが口に広がる。宮城県女川町…
2016年12月13日
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宮古島発サンゴ礁の贈り物 ふわふわな「雪塩」
「この人、この土地」だから生み出せる一品
東京から南西に2000キロ。サンゴ礁が隆起してできた島、沖縄・宮古島。その地下海水で作ったふわふわでパウダー状の「雪塩」(…
2016年11月20日
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「100年愛される究極のボタン」を作った銀座の老舗
「この人、この土地」だから生み出せる一品
七色に光る貝殻や輝くクリスタル、水牛の角にサンゴやべっ甲、重厚感のある金属素材に細密な動物、絵画のようなミクロモザイクが施…
2016年11月8日
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ジュース搾りかす堆肥で育てた「信州りんご米」の挑戦
「この人、この土地」だから生み出せる一品
立ち込める湯気と、ほんのり甘い米の香りが鼻をくすぐる。ツヤツヤと輝く米粒には生命力を感じる。それもそのはず、数日前に収穫さ…
2016年10月13日
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“海も食材”料理人が作る福岡・糸島の自然塩「花塩」
「この人、この土地」だから生み出せる一品
宝石のように輝く大粒の結晶。まるで花が咲いたような形の「花塩」(30グラム1296円税込み、以下同)は、一定の自然条件がす…
2016年9月12日
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「心地よい肌触り」カンボジアの手織りにほれた日本人
「この人、この土地」だから生み出せる一品
気品ある光沢のシルクストール、包み込むような軽さが心地よいリネンのショール。どちらも肌に触れる感触はなめらかで柔らかく、鮮…
2016年8月13日
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無農薬有機農法で栽培される茶葉の香りと生命力
「この人、この土地」だから生み出せる一品
透き通る淡い緑色のお茶が、日差しを浴びて湯飲みの中で揺れる。濃厚な香りに、柔らかで豊かな甘みとうまみが口に広がり、疲れた体…
2016年7月11日
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南の海で育つ「ぷちぷち食感」沖縄・海ぶどうの輝き
「この人、この土地」だから生み出せる一品
引き締まった粒に、ぷちぷち弾ける食感。ほのかに広がる磯の香りも独特だ。取れ立ての「海ぶどう」は、沖縄のまぶしい太陽の光を受…
2016年6月10日
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アマゾンで年間1万本販売「利島ツバキ油」の魅力
「この人、この土地」だから生み出せる一品
ツヤツヤと美しく輝く髪へと導いてくれるツバキ油と聞いて、ヘアオイルやシャンプーを思い浮かべる人も多いだろう。ドラッグストア…
2016年5月11日
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懐かしい酸味と甘み 北杜市ミニトマト「スプラッシュ」
「この人、この土地」だから生み出せる一品
パリッと皮がはじける食感に、酸味を含んだ甘みがどこか懐かしい。スナック感覚で一つもう一つと、いつの間にか一袋食べきってしま…
2016年4月11日
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石垣の空、海、太陽から生まれた藍と黄色のストライプ
「この人、この土地」だから生み出せる一品
目の前に広がる海の色を写しとったような、透明感のある鮮やかで深い藍色。濃淡のある二色の藍色に、フクギという植物で染めた黄色…
2016年3月4日
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国産大麦が引き立てる信州グラノーラの豊かな香り
「この人、この土地」だから生み出せる一品
たっぷりと、ひたひたに浸るほどのミルクをかければ、ほんのり甘いフルーツや香ばしい大麦の香りに包まれる。軽い口触りながら、し…
2016年2月9日
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東京・自由が丘「ショコル」が石臼で作るチョコの官能
「この人、この土地」だから生み出せる一品
甘くないチョコレートと言ったらいいだろうか。実際には、甘みはあるのだがカカオの芳醇(ほうじゅん)な香りが広がり、苦みと甘み…
2016年1月8日
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うまみあふれる郡山「里の放牧豚」の一石三鳥
「この人、この土地」だから生み出せる一品
一見、牛肉と見間違うほど赤身の色が深く、肉質は細やか。時間をかけて火を入れた肉のジューシーな脂にコクがあり、甘みのある香り…
2015年12月9日
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スカイツリー開業晴れ舞台飾った墨田の裁ちばさみ
「この人、この土地」だから生み出せる一品
力を入れずとも滑るようにかみ合う刃に、引っかかることのない切れ味の鋭さが気持ちいい。手作り専門の石宏(いしひろ)製作所のは…
2015年11月11日
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五島列島の伝統かまぼこ、ふんわり「ばらもん揚げ」
「この人、この土地」だから生み出せる一品
魚の香ばしさとやさしい甘さが口に広がる。ばらもん揚げ(黒・白、各149円〜税別)は、ほどよい弾力とふんわりとした口当たりが…
2015年10月6日
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地方創生のモデルを作った「しまんと地栗」
「この人、この土地」だから生み出せる一品
ふっくらと丸く、ずっしりとした大粒の実が食欲をそそる。「しまんと地栗(じぐり)」をご存じだろうか。香りも甘みも強いのが特徴…
2015年9月14日
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国産イ草の魅力を引き出す伝統と革新の畳職人
「この人、この土地」だから生み出せる一品
創業1926(大正15)年、千葉県銚子市に店舗を構える青柳畳店の4代目・青柳健太郎さん(38)が作り出す畳がすごい。新調す…
2015年8月11日
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地域の思いを閉じ込めた、果汁あふれる生レーズン
「この人、この土地」だから生み出せる一品
果肉が柔らかくジューシーで、ジュワッと口の中で果汁があふれだす。葡萄屋kofuの「レアドライ生レーズン」(50グラムで54…
2015年7月3日
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一口飲むと虜になる、1本1000円の牛乳
「この人、この土地」だから生み出せる一品
国内各地には数多くの魅力的な一品がある。農産物から伝統産業によるものまで、その土地の環境や特性などが生かされており、知る人…
2015年6月2日