小西雅子 フォロー WWF(世界自然保護基金)ジャパン専門ディレクター 神戸市生まれ。米ハーバード大修士課程修了、法政大博士(公共政策学)。中部日本放送アナウンサーなどを経て、2005年に国際NGOのWWFジャパンへ。地球温暖化防止の国際交渉などで施策提言を行う。15年から昭和女子大特命教授を兼務する。東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会街づくり・持続可能性委員会委員、環境省中央環境審議会委員なども務めている。 (経歴は原則、執筆当時のものです) 脱炭素は「むしろ経済的」日本企業の“発想の転換” 菅義偉首相が日本の温室効果ガスを「2030年度までに13年度比で46%削減する」と4月22日に宣言し、国内の風向きががらり… 英断か必然か?温室ガス「2030年46%削減」を考える 菅義偉首相が日本の温室効果ガス削減目標を「2030年度に13年度比で46%削減する」と4月22日に世界へ向け公表し、日本に… 日本も世界標準に?「温室ガス削減」今が転換点の理由 この夏に向け、私たちは「環境と経済の好循環」を実現する重要な曲がり角に立っています。それは私たちの生活にかかわるのはもちろ… 日本にいま必要な「カーボンプライシング」とは何か 菅義偉首相が2050年までに二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量をゼロにする「2050年ゼロ宣言」をしてから、日本… 人気ドラマ「逃げ恥」の紙コップに込めたメッセージ TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!」が正月に放映され、前作からの大ファンの私は楽しみ… 菅政権の「温室ガス2050年ゼロ」実は“30年”が試金石 昨秋、就任後初の所信表明演説で「温室効果ガスの国内排出を2050年までに実質ゼロにする」と宣言した菅義偉首相。これまで環境… バイデン氏が復帰する「パリ協定」の意外な仕組み 世界が固唾(かたず)をのんで見守った米大統領選挙。バイデン氏は2021年1月20日の次期大統領就任当日に、地球温暖化防止の… バイデン大統領誕生なら「環境政策」こんなに変わる 未曽有のコロナ禍の中で、アメリカ大統領選挙が11月3日に迫りました。スウェーデンの若き環境活動家のグレタ・トゥーンベリさん… 菅政権に求めたいエネルギー政策の「縦割り打破」 菅義偉首相は9月16日の就任記者会見で「行政の縦割り、既得権益、あしき先例主義を打ち破っていく」と表明しました。このキャッ… 酷暑の夏「天気の子」を見て考えた未来の東京とは 全国各地に大雨・洪水被害の爪痕が残る中、日本全体が酷暑にあえいでいます。もはや日常となりつつあるこの異常気象の中、遅ればせ… 「石炭中毒」の汚名返上なるか 日本は本気で脱炭素を 「日本は石炭中毒」。昨年末の気候変動に関する国連会議「COP25」で、国連のグテレス事務総長は日本を念頭に「石炭中毒」と批… 日本は「グリーン度ゼロ」脱却しポストコロナ社会を 新型コロナウイルスの影響で経済活動が停滞したため、世界的に大気汚染が改善し、二酸化炭素(CO2)の排出量も減少しました。ポ… 「コロナでCO2減少」今こそ“グリーン・リカバリー”を 新型コロナウイルスをめぐる政府の緊急事態宣言が解除され、経済活動が徐々に息を吹き返しつつあります。ワクチンや特効薬がまだな… 男性もぜひ!熱中症対策「日傘」はコロナにも効果的 近年、日本では台風が大被害をもたらし、海外では大規模な森林火災や深刻な干ばつが相次いでいる。私たちは地球温暖化問題にどう向…