横山邦男 フォロー 前三井住友アセットマネジメント社長 東京大学卒、1981年に住友銀行(現三井住友銀行)入行。日本郵政専務執行役、三井住友銀行常務執行役員を歴任し、2014年4月から三井住友アセットマネジメント社長、16年6月から日本郵便社長。住友銀行とさくら銀行の合併によるメガバンク誕生の際に腕を振るった金融界のビッグネーム。著書に「今こそはじめる資産形成」(幻冬舎メディアコンサルティング)がある。 (経歴は原則、執筆当時のものです) 「自動車好き」ならトヨタや部品会社に投資もアリ ◇株の知識(7) どんな会社の株式に投資すれば良いか。これは、非常に迷うと思います。何しろ、東京証券取引所に上場されている… 長期的な価値向上が見込める株式は投資の王道 ◇株の知識(6) 株式、債券、外貨など、投資対象にはいろいろなものがありますが、なかでも株式は、長期投資の王道といってもよ… 割安株が割高になったら売って利益確定を ◇株の知識(5) 長期投資を前提にするなら、ずっと保有し続けるというのも一つの手ではあります。ただ、株式の個別銘柄投資の場… 株価をはかる指標「PERとPBR」って何? ◇株の知識(4) 株価が安くなったら買うといっても、何を基準に安い、高いを判断するかという問題があります。 これがスーパー… 三菱自動車の株価が上がったのには理由がある ◇株の知識(3) 株式市場には売り手と買い手がいます。そして、売り手が買い手よりも多いと株価は下落し、売り手が買い手よりも… 株を発行して市場から資金調達するのが上場会社 ◇株の知識(2) 株式がどういうものであるのかということを、会社の側から見てみましょう。 会社にとって株式は、資金調達の手… 株式投資は「会社の小さなオーナー」になること ◇株の知識(1) 「投資」というと真っ先に株をイメージする人が多いのではないかと思います。では、そもそも株とは何なのでしょ… 外貨投資は「主要通貨」と「分散」が基本 ◇為替の知識(3) 為替は基本的には、2国間のいわば「魅力度」の違いによって変動します。ごくシンプルに言えば、人気のある国… 外貨建て投資で覚えておきたい「円ドル」変動の仕組み ◇為替の知識(2) 為替の変動は日本国内の物価にも影響を及ぼします。日本が諸外国との間で貿易取引を行う際には、決済通貨とし… トヨタの利益が400億円増える「1円円安」インパクト ◇為替の知識(1) ここでは、外国為替市場の値動きが、株式市場にどのような影響を及ぼすのかを、見ていきましょう。 外国為替… 日本の景気を左右する「個人消費」と「設備投資」 ◇景気とマーケット(5) 景気を見るうえで大切な経済指標は、六つあります。「国内総生産(GDP)」「個人消費」、鉱工業指数… 「完全失業率3.2%」は人手不足で好景気なのか ◇景気とマーケット(4) 景気の良しあしをデータで示すのが「経済指標」です。例えば「2月の完全失業率は……」とか、「1月の… 「緩めたり引き締めたり」日銀金融政策のアメとムチ ◇景気とマーケット(3) 景気とマーケットの動きのカギを握っているのが、金融政策です。世界の多くの国には金融政策をつかさど… 知っておきたい景気循環サイクルと市場の動き ◇景気とマーケット(2) 景気の変動はマーケットにどのような影響を及ぼすのでしょうか。 ここでいうマーケットは、株式市場、… 景気の仕組みを知ることが「負けない投資」の第一歩 ◇景気とマーケット(1) 投資をするうえで欠かせないのが、リスクとリターンを正しく認識し、損をする可能性を抑えるための原理… 確定拠出年金は税制以外にも三つのメリット ◇NISAと確定拠出年金(4) 確定拠出年金というと、税制メリットばかりが注目されますが、それ以外にも、資産を運用するにあ… 掛け金が所得控除される確定拠出年金の節税メリット ◇NISAと確定拠出年金(3) 投資収益に対する非課税制度としては、最近では確定拠出年金よりもNISA(少額投資非課税制度… 確定拠出年金の「60歳まで解約できない」メリット ◇NISAと確定拠出年金(2) 確定拠出年金(DC)については制度の変更により、資産運用の手段としては非常に活用しやすくな… NISAと確定拠出年金で非課税措置の積極活用を ◇NISAと確定拠出年金(1) 個人の投資に対する国からの後押しといえる、制度面の改革も着々と進んでいます。 最大のチャン… 定額・定期の積み立て投資で相場変動を平均化せよ なぜ資産形成が必要か(4) 投資を始めるきっかけをつかめない人は大勢います。なぜでしょうか。その理由は、三つの「ない」にある… 投資とギャンブルには明確な違いがある なぜ資産形成が必要か(3) 投資にあまり良くないイメージを持っている人は少なくないのが現状です。 「投資家」というと、どんな… 「物価上昇率>預金金利」なら銀行に預けても損をする なぜ資産形成が必要か(2) 預貯金のみで資産を築くのが難しくなり、「変革の時期」を迎える日本においては、どのような対策を講じ… 低金利インフレ時代は「貯蓄より投資」その理由 なぜ資産形成が必要か(1) 恐らく、皆さんは子供の頃から、預貯金の大切さについては何度となく説かれたことがあるのではないでし… 「経済の仕組み」と「お金の流れ」に関心を持とう 私は社会人としての人生のうち30年近く、銀行に身を置いていましたが、今後の世の中を考えると、どうやら預貯金だけでは資産形成…