神田靖美 フォロー リザルト株式会社代表取締役 1961年生まれ。上智大学経済学部卒業後、賃金管理研究所を経て2006年に独立。著書に「スリーステップ式だから成果主義賃金を正しく導入する本」(あさ出版)、「社長・役員の報酬・賞与・退職金」(共著、日本実業出版社)など。日本賃金学会会員。早稲田大学大学院商学研究科MBAコース修了。 (経歴は原則、執筆当時のものです) 社員を数字で評価する「目標管理」が公平でなくなる時 社員から不満が出る人事評価には、「あいまい、不公平」というキーワードがあります。一般的な人事評価には、人事考課と目標管理の… 「会社の人事評価」サラリーマンの半数が不満のワケ サラリーマンであれば、自分の人事評価を気にしない人は少ないでしょう。人事評価は、賞与や昇給の額だけでなく、昇格や降格、それ… 長時間労働に陥りやすい「みなし労働時間制」の問題点 長時間労働が社会問題化しています。その背景の一つに「みなし労働時間制」があります。 労働時間の算定が難しい職種や業務を対象… 「導入企業75%」退職金は長期勤続の“報奨金” 退職金は、長年会社に勤めた社員への報奨金です。退職金制度は日本企業の特徴の一つで、退職金の仕組みも給与規定に記されています… あなたのボーナスはどう決まるか知っていますか? 日本の会社では6、7月に夏のボーナス(夏季賞与)が支給されるのが一般的です。賞与額が決まる仕組みも給与規定に書かれています… 基本給が上がる仕組みを「給与規定」で確認してみよう 給与規定(賃金規定)の内容を知っておくのは、大切なことです。給与規定は、会社の賃金制度のルールブックだからです。ルールを知… 「残業代割増率1.25倍」はなぜ設定されているのか サラリーマンが給与明細書で最も気にするのが、支給欄の「基本給」と「残業代と各種手当」でしょう。前回は、基本給とその決まり方… 基本給が上がる三つの仕組み「定期昇給・ベア・昇進」 サラリーマンは毎月会社から給与を支給されます。前回は給与明細書の「勤怠」欄について説明しました。次に、基本給や各種手当など… サラリーマンが知っておくべき「給与明細書」の中身 サラリーマンなら、自分の給与がどのように決まるのか気になるでしょうが、案外、給与明細書の見方や、勤務先の賃金制度、給与規定… 「経営者は少しでも賞与を多く払いたい」は本当か? 2014年の正社員・正職員の賞与は年間でちょうど100万円でした(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より)。賞与は日本企業… 年収アップのために知っておきたい「労働生産性」 年末賞与(ボーナス)の支給時期が近づいています。月給と賞与が併存する制度は日本の企業独特のもの。正社員・正職員の平均賞与額… 「1時間で稼げる額」が会社選びの一つのポイント 一概にサラリーマン個々人の年収額を比較しても、その額を稼ぐ効率がよいのかどうかはわかりません。日本では企業ごとに労働条件が… サラリーマンの平均時給「2405円」は高いか安いか 年収がいくら高くても、その分の労働時間が長ければ長いほど、「時給」は低くなってしまいます。連載第1回「『従業員の時給125… 「あなたはいくらもらってる?」平均賃金と比べると 日本では、賃金を決める際に最も重視されるのが「年齢」と「役職」です。また、働く人には、たとえ同じ仕事をしていても「会社ごと… 「従業員の時給1250円」コストコ賃金は世界標準 勤め人として自分の給料が他人と比べて高いか低いか、気にならない人はいないでしょう。上場企業の年収ランキングなどのニュースを…