
連載記事 231件
-
厳寒のロシア「コミ共和国」で藻谷氏が見つけた日本愛
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇最終回~ロシアの片隅・コミ共和国にて 2020年1月下旬。コロナ禍が世界に拡散する直前、厳寒の中にあるロシアの、三つの地…
2021年8月30日
-
藻谷氏が見たドバイ「無国籍な人工都市」の栄華
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇アジアのメガシティーこぼれ話編(4) 筆者がアラブ首長国連邦(UAE)のドバイを初めて訪れたのは、シンガポールに住んでい…
2021年8月23日
-
パキスタン「最大都市カラチ」藻谷氏の“残念な体験”
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇アジアのメガシティーこぼれ話編(3) 前評判通り日本のメダルラッシュとなった東京五輪。人口が2億人を超える7カ国の中では…
2021年8月16日
-
ジャカルタに「山手線の中古車両」藻谷氏の見聞録
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇アジアのメガシティーこぼれ話編(2) 日本の本州は、地球上の大きめの島の中では屈指に人口密度が高いが、それを上回るのがイ…
2021年8月9日
-
北京の“原宿・竹下通り”を藻谷氏目線で東京と比較
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇アジアのメガシティーこぼれ話編(1) 2019年8月初旬。モンゴルの首都ウランバートルに向かった筆者は、乗り換え地の北京…
2021年8月2日
-
サンサルバドル「救世主」の町に見た強烈な格差
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇中米バスの旅編(4) コロナ禍直前の2020年1月初旬、夜8時過ぎ。エルサルバドルの首都サンサルバドルの場末で国際バスを…
2021年7月26日
-
世界一危険?エルサルバドル首都で夜にタクシー交渉
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇中米バスの旅編(3) コロナ禍直前の2020年1月初旬、中米を国際バスで縦断する筆者は、ニカラグアの首都マナグアを朝5時…
2021年7月19日
-
ニカラグア首都マナグア 活火山帯の真上にある街へ
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇中米バスの旅編(2) コロナ禍直前の2020年1月初旬、南北アメリカ大陸をつなぐ中米の地峡部分にある、コスタリカ、ニカラ…
2021年7月12日
-
コスタリカからニカラグアへ「バスで国境越え」の旅
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇中米バスの旅編(1) 南北アメリカ大陸をつなぐ中米の地峡部分には、七つの小さな国が連なり、パンアメリカンハイウエー(実態…
2021年7月5日
-
藻谷氏がアンカラで考えた「トルコ系の地政学」の深さ
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇トルコ・アンカラ編(2) 2019年5月に1泊したトルコの首都アンカラ。古代ローマ時代に造られた城塞(じょうさい)の横の…
2021年6月28日
-
トルコ首都アンカラ ローマ人と遊牧民が行き交った地
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇トルコ・アンカラ編(1) 2019年5月、トルコの首都アンカラに1晩だけ泊まった。本来の目的地はイスラエルで、金曜日から…
2021年6月21日
-
香港・中国・マカオ結ぶ「港珠澳大橋」50キロのバス旅
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇香港・軽鉄と長大架橋の旅編(2) 「港(=香港)」「珠(=中国広東省珠海<ズーハイ>市)」「澳(=澳門<マカオ>)」を結…
2021年6月14日
-
香港のLRT「軽鉄」に“鉄チャン”藻谷氏が乗ってみた
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇香港・軽鉄と長大架橋の旅編(1) 初めて香港を歩いた2009年。地下鉄路線図の左上隅に、碁盤の目のような路線網が小さく書…
2021年6月7日
-
世界遺産「モザンビーク島」天正遣欧少年使節が見た海
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇モザンビーク島編(2) 大航海時代にポルトガルの拠点となり、日欧の交流の中継地となったアフリカ東部のモザンビーク島。19…
2021年5月31日
-
黒人武士・弥助も経由 東アフリカ「モザンビーク島」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇モザンビーク島編(1) 織田信長に近侍し、本能寺の変でも奮戦した黒人武士の弥助をご存じだろうか。NHKでも特集され、ハリ…
2021年5月24日
-
米西海岸ポートランド「地元愛」で成功した町づくり
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇米ダウンタウン編(10) 米国西海岸では最も地味なオレゴン州の、中心都市がポートランドだ。世界を席巻するGAFA(グーグ…
2021年5月17日
-
米シアトル「スタバとアマゾン」新産業を生む町の秘密
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇米ダウンタウン編(9) ボーイング、スターバックスコーヒー、マイクロソフト、コストコ、アマゾン。創業順に並べたが、いずれ…
2021年5月10日
-
IT集積地シリコンバレーは「ワーケーション」の街?
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇米ダウンタウン編(8) コロナ禍で、すっかりなじみになったオンライン会議ツールの「ズーム」。開発したのは中国山東省出身の…
2021年5月3日
-
ロサンゼルス「ダウンタウン」鉄道不毛の地の様変わり
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇米ダウンタウン編(7) 全米第2の大都市・ロサンゼルスを、仕事や観光で訪れる日本人は多い。しかし、その都心に立ち寄る人は…
2021年4月26日
-
ニューオーリンズ「フランス風の街並み」と複雑な歴史
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇米ダウンタウン編(6) 2017年10月。ニューヨークとボストンに出向いた帰路に、ダラスに1泊した筆者は、帰国前の最後の…
2021年4月19日
-
米ダラス「ケネディ暗殺メモリアル」なぜ簡素か考えた
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇米ダウンタウン編(5) 2017年10月。アメリカのニューヨークとボストンに出向いた帰路に、南部のダラスとニューオーリン…
2021年4月12日
-
藻谷氏が感じた「マイアミ」の海岸を楽しむノウハウ
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇米ダウンタウン編(4) 2018年1月。ブラジルのサンパウロから8時間弱飛んだ筆者は、午後4時前のマイアミ国際空港に着い…
2021年4月5日
-
米南部「アトランタ」コカ・コーラとCNNの町を行く
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇米ダウンタウン編(3) 米国で夏季オリンピックが開催された都市は三つある。戦前に1904年のセントルイス、32年のロサン…
2021年3月29日
-
シカゴ「ミシガン湖畔の公園」貨物ヤード跡地の再生
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇米ダウンタウン編(2) シカゴは、広大な米国の中央に位置する、航空と鉄道物流のハブだ。都市圏人口は1000万人と、ニュー…
2021年3月22日
-
米北東部「バーリントン」都市再生の“お手本の町”
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇米ダウンタウン編(1) 車社会化の進んだ米国では、雑踏のある「ダウンタウン(中心市街地)」は絶滅状態だ。都心を観光客が歩…
2021年3月15日
-
エルサレム「三つの宗教の聖地」の複雑さを思い知る
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇イスラエル編(8) 2019年5月初旬の朝7時過ぎ。エルサレム旧市街の聖墳墓教会を出た筆者は、昨日夕方も訪れた嘆きの壁に…
2021年3月8日
-
エルサレム「聖墳墓教会」で悟った欧州世界の成り立ち
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇イスラエル編(7) エルサレム旧市街を一回りして、北西側の新門から出てきたのは夕方6時前だった。最後の方で、南西のアルメ…
2021年3月1日
-
エルサレム旧市街「嘆きの壁と迷路の道」で考えたこと
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇イスラエル編(6) パレスチナ自治区のベツレヘムから、10キロほどの距離をエルサレムに戻る乗り合いバス。途中の検問で、乗…
2021年2月22日
-
聖地ベツレヘム「パレスチナ自治区」の素顔
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇イスラエル編(5) 2019年5月初旬の昼過ぎ、聖都エルサレムの旧市街を囲む、城壁の前に立った筆者。振り向いた後ろには、…
2021年2月15日
-
エルサレム「シェルター兼用駅」で考えた安全保障
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇イスラエル編(4) テルアビブから70キロも離れていないガザ地区周辺で大規模な武力衝突が起きていた当日、私が歩いたテルア…
2021年2月8日
-
イスラエル「テルアビブ」平和願う落書きと空爆の落差
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇イスラエル編(3) 蜃気楼(しんきろう)のように美しく、どこか生活感に乏しかったイスラエル北部の町・ハイファから、夕方の…
2021年2月1日
-
イスラエル北部「ハイファ」美しい景色と宗教の混交
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇イスラエル編(2) 南北に細長いイスラエルの人口は、南北200キロ余りの北半分に集まっている。高速道路なら2時間少々、1…
2021年1月25日
-
イスラエル・テルアビブへ“杞憂”に終わった入国審査
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇イスラエル編(1) イスラエル。行っていいのか、行かない方がいいのか、よくわからない国。戦争中なのか平和なのか。自由に動…
2021年1月18日
-
藻谷浩介氏「ナゴルノカラバフ紛争に絡む大国の力学」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇藻谷浩介氏に聞く(3) 世界で最近話題になった国や出来事について、藻谷浩介さんが本連載でこれまで執筆した内容に関連して語…
2021年1月11日
-
藻谷氏「ベイルート爆発」「英EU離脱」で分かること
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇藻谷浩介氏に聞く(2) 世界で最近話題になった国や出来事について、藻谷浩介さんが本連載でこれまで執筆した内容に関連して語…
2021年1月4日
-
藻谷浩介氏が語る「米大統領選の得票とコロナの関係」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇藻谷浩介氏に聞く(1) 本連載で、藻谷浩介さんはこれまで195回執筆し、65の国・地域を取り上げました。これから3回にわ…
2020年12月28日
-
旧ポルトガル植民地「インド・ゴア」地元料理の深い味
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇インド・ムンバイとゴア編(5) 60年前まで、500年間ポルトガルの支配下にあったインドのゴア州。フランシスコ・ザビエル…
2020年12月14日
-
「インド西岸ゴア」ザビエルが眠る町で感じた悠久の時
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇インド・ムンバイとゴア編(4) 56歳の筆者は、手塚治虫原作の特撮テレビ番組「マグマ大使」を、リアルタイムで見た世代のど…
2020年12月7日
-
ムンバイ市街を一人歩き実感「インドはすべてが過剰」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇インド・ムンバイとゴア編(3) どこに行っても人が群れているムンバイ。混雑する船でのエレファンタ島往復を終え、ホテルの部…
2020年11月30日
-
ムンバイ「エレファンタ島観光」で感じた濃厚なインド
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇インド・ムンバイとゴア編(2) 東京23区と同じくらいの面積に、23区合計の3割増しの1200万人以上が住む、超過密都市…
2020年11月23日
-
インド最大都市「ムンバイ」豪華ホテルを選んだワケ
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇インド・ムンバイとゴア編(1) 新型コロナウイルス感染症の陽性判明者数が、世界最大なのは米国だ。米国最大の都市ニューヨー…
2020年11月16日
-
杉原千畝がいた「リトアニア」中世は大国だった片りん
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇バルト3国編(6) リトアニアの首都ビリニュスの旧市街。プロテスタントが多い北隣のラトビアに対し、リトアニアはローマ・カ…
2020年11月9日
-
ビリニュス「バルト3国で最も耽美的」な首都の誘惑
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇バルト3国編(5) バルト3国の一番南にあるリトアニアは、人口規模でも、歴史上の存在感でも、3国の中では長男坊格だ。その…
2020年11月2日
-
リガで知る「百万本のバラ」に込めたラトビア人の魂
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇バルト3国編(4) バルト3国の真ん中に位置するラトビア。IT立国で鳴らす北隣のエストニアに比べれば、経済発展は遅いが…
2020年10月26日
-
ラトビア首都リガ「バルト海の真珠」に隠された歴史
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇バルト3国編(3) 団子三兄弟のように縦に並ぶバルト3国。上から2番目にあって、人口も2番目なのがラトビアだ。1人当たり…
2020年10月19日
-
欧州「エストニア」なぜかアジア系言語の国のバス旅
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇バルト3国編(2) 24年ぶりに訪れたエストニアの首都タリン。以前に来た時(1992年)は死んだように静かだった町は、E…
2020年10月12日
-
エストニア首都タリン「24年ぶり再訪」の浦島太郎感
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇バルト3国編(1) 欧州の東北の隅に並ぶバルト3国。森に覆われた中に、美しい小さな街並みが点在する、牧歌的なイメージを持…
2020年10月5日
-
南米ボゴタ「エルドラド伝説」の栄光とコロナ禍の今
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇南米アンデス古代文明編(8) 治安の悪さがうわさされるコロンビアの首都ボゴタ。しかし昼間の都心は、危険を感じさせない、歩…
2020年9月28日
-
「コロンビア首都ボゴタ」豊かな色彩の路地裏を発見
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇南米アンデス古代文明編(7) コロンビアといえばコーヒー。サッカー・ワールドカップのロシア大会で、日本が奇跡の勝利をもら…
2020年9月21日
-
エクアドル首都キト「インカ」の名残なき“常春の街”
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇南米アンデス古代文明編(6) エクアドル。スペイン語で「赤道」。赤道直下の熱帯の山麓(さんろく)で育つ同国産のバナナは、…
2020年9月14日
-
ペルー首都リマ「フジモリ大統領」が治めた国のその後
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇南米アンデス古代文明編(5) 1990年代以降の世界に、最も大きな爪痕を残した日本人政治家は、小泉純一郎氏や安倍晋三氏…
2020年9月7日
-
「インカ帝国滅亡の真因は?」首都クスコで夢想した
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇南米アンデス古代文明編(4) アンデスの古都クスコは、インカ時代の精巧な石組みの土台の上に、スペイン人の建てた家並みの広…
2020年8月31日
-
インカ帝国「首都クスコ」今も宿るアンデス文明の魂
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇南米アンデス古代文明編(3) インカ帝国の故地であるペルーでは、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻だ。人口100万人当た…
2020年8月24日
-
「マチュピチュ遺跡」歴史を知り現地を見てわかること
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇南米アンデス古代文明編(2) クスコの宿を早朝6時に出て、送迎車、鉄道、シャトルバスと乗り継いで、マチュピチュ遺跡の前に…
2020年8月17日
-
ペルー「マチュピチュ遺跡」へ観光列車でたどる絶景
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇南米アンデス古代文明編(1) 新型コロナウイルス感染症の蔓延(まんえん)で、海外に出られない今年の夏。「人生の思い出に」…
2020年8月10日
-
「共存に向かうのか? コロナと人間」藻谷氏の考察
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇新型コロナの地政学(12) 長梅雨の7月が終わった。もし東京オリンピックが開催されていたら、意外な涼しさと前評判以上の湿…
2020年8月3日
-
世界のコロナ「危険都市・安全都市は?」藻谷氏の分析
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇新型コロナの地政学(11) 新型コロナウイルス問題は「欧米の危機」から「メガシティーの危機」へとステージを移しつつある、…
2020年7月27日
-
コロナの死亡率「世界でこんなに違う」藻谷氏の考察
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇新型コロナの地政学(10) 国ごと、地域ごとの感染状況に著しい差のある、新型コロナウイルス。加えて注目されるのが、死亡率…
2020年7月20日
-
「県別コロナ感染者数の差は何を示す?」藻谷氏の視点
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇新型コロナの地政学(9) 国内の新規陽性判明者数は、ゴールデンウイーク明けから1日100人を切っていたが、6月末より再び…
2020年7月13日
-
「スウェーデンの集団免疫戦略は失敗か」藻谷氏の検証
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇新型コロナの地政学(8) 新型コロナウイルスの毎日の陽性判明者数が、最悪時でも人口100万人当たり5人で、5月中旬以降、…
2020年7月6日
-
「日本にコロナ第2波は本当に来る?」藻谷氏の考察
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇新型コロナの地政学(7) 新型コロナウイルスの毎日の陽性判明者数がおおむね60人程度と、4月中旬の10分の1になった日本…
2020年6月29日
-
打つ手あるか「コロナ感染拡大中の中東」藻谷氏の分析
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇新型コロナの地政学(6) 中東は「世界の火薬庫」だ。シリア、イエメン、イラクでの悲惨な紛争に加え、イスラエル対パレスチナ…
2020年6月15日
-
暴動の米国「ミネアポリスでコロナ拡大」藻谷氏の検証
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇新型コロナの地政学(5) 緊急事態宣言の解除で、緩んだ空気が流れ始めた日本。一方、テレビの画面からは、米国の街頭での暴力…
2020年6月8日
-
コロナ感染急拡大「次は途上国の危機」藻谷氏の視点
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇新型コロナの地政学(4) 日本への新型コロナウイルスの感染拡大は、中国経由の第1波を3月前半までに封じ込めに成功し、欧米…
2020年6月1日
-
藻谷氏が考察「日本に欧米経由コロナなぜ広がった?」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇新型コロナの地政学(3) 欧米の旧西側諸国に比べて、新型コロナウイルスによる100万人当たりの死者数が数十分の1から数百…
2020年5月25日
-
「欧州の西側にコロナ死者が多いわけ」藻谷氏の考察
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇新型コロナの地政学(2) 人口100万人当たりの死者数(死亡率)の動向をみることで、新型コロナウイルスの感染状況の違いが…
2020年5月18日
-
藻谷浩介氏「人口当たり死者数」で見る新型コロナ
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇新型コロナの地政学(1) 新型コロナウイルスの感染拡大が続く。「この先日本は、世界はどうなってしまうのか」という底知れぬ…
2020年5月11日
-
ホーチミン「ベトナム戦争後」に根付いた日本人の物語
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ベトナム・ハノイとホーチミン編(5) ベトナム最大の都会・ホーチミンの高層ビルの展望台で、景色よりも窓の外に体を張ってぶ…
2020年5月4日
-
ホーチミン「サイゴン陥落」後の市場主義的発展の景色
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ベトナム・ハノイとホーチミン編(4) ホー・チ・ミン。漢字で書けば胡志明。ベトナム戦争のさなかの1969年に死去した、国…
2020年4月27日
-
ハノイ「歴代王朝からベトナム戦争」の跡をたどる道
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ベトナム・ハノイとホーチミン編(3) 20年ぶりにハノイを再訪した2016年4月の、その1年後の17年4月。筆者はこの町…
2020年4月20日
-
ベトナム・ハノイ「2000年前の独立指導者」に触れる
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ベトナム・ハノイとホーチミン編(2) 2016年4月。20年ぶりに訪れたベトナムの首都ハノイの旧市街は、この間の同国の経…
2020年4月13日
-
ハノイで知る「屈しない国ベトナム」の歴史と強さ
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ベトナム・ハノイとホーチミン編(1) ハノイ。漢字で書けば「河内」。川に囲まれた低湿地という意味で、今も多数の湖沼が市街…
2020年4月6日
-
ハンガリー「独自路線気質」はどのように築かれたのか
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇チェコ・スロバキア・ハンガリー編(4) 23年ぶりに訪れたブダペストの街は、活気とゴージャスさを増していた。ハンガリー人…
2020年3月30日
-
ブダペストで考えた「日本と似たハンガリー人の思考」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇チェコ・スロバキア・ハンガリー編(3) 外見は欧州人でも、日本語と同じアジア系のハンガリー語(マジャール語)を話すハンガ…
2020年3月23日
-
スロバキア・ブラチスラバ“国境沿い”の小さな首都
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇チェコ・スロバキア・ハンガリー編(2) スロバキア。かつて「チェコスロバキア」として連邦を組んでいたチェコと何がどう違う…
2020年3月16日
-
チェコの首都プラハ「赤屋根の街」を守った独自気質
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇チェコ・スロバキア・ハンガリー編(1) 筆者の小学生時代、弟によく読んでやった絵本が、「もぐらとずぼん」「もぐらとじどう…
2020年3月9日
-
カナダ・ハリファクス「センスよい街の成熟」とは
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇カナダ大西洋岸編(2) 「赤毛のアン」に親しんだ世代は、もうシニアになっているのだろうか。作中で彼女が少女時代を過ごした…
2020年3月2日
-
バイキング伝承に残るカナダ「ニューファンドランド」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇カナダ大西洋岸編(1) カナダのニューファンドランドは「新発見の地」。15世紀末、コロンブスの新世界到達の5年後に、イタ…
2020年2月24日
-
トルコ系東端の国「キルギス」緑多い首都ビシケク
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇中央アジア編(10) 天山山脈の西側にあって、唐代に玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)も訪れたキルギスの地は、旧ソ連が鉄のカ…
2020年2月17日
-
カザフスタン最大都市「アルマトイ」経済発展の裏側
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇中央アジア編(9) 乾燥地帯の中央アジアも、北に行くほど寒冷になる。カザフスタンの首都ヌルスルタン(旧アスタナ)は、世界…
2020年2月10日
-
「サマルカンド」青色に染まるティムール帝国の街
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇中央アジア編(8) ウズベキスタンの古都サマルカンド。一代で帝国を築いた英雄ティムールの廟(びょう)を出た筆者は、レギス…
2020年2月3日
-
ウズベキスタン「サマルカンド」へ260キロ特急旅の朝
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇中央アジア編(7) 2500年前から今日まで栄えてきたウズベキスタンの古都ブハラ。歴史的建造物と、見物客や住民の雑踏に満…
2020年1月27日
-
ウズベキスタン「古都ブハラ」オアシス都市を縦横歩く
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇中央アジア編(6) ウズベキスタンに以前に住んでいたというある日本人女性は「サマルカンドも壮麗だけど、私はブハラが一番好…
2020年1月20日
-
藻谷氏の世界旅「キルギスで過激派に間違われた!」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇藻谷浩介氏に聞く「世界旅のこぼれ話」(3) 世界中を旅していると、時には危ない目に遭ったりすることもあるのではないか。さ…
2020年1月13日
-
藻谷氏の世界旅「上空から見たパタゴニアの荒れ地」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇藻谷浩介氏に聞く「世界旅のこぼれ話」(2) 「藻谷浩介の世界『来た・見た・考えた』」を連載中の地域エコノミスト・藻谷浩介…
2020年1月6日
-
藻谷浩介氏の世界旅「訪問109カ国で起きたトラブル」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇藻谷浩介氏に聞く「世界旅のこぼれ話」(1) 「藻谷浩介の世界『来た・見た・考えた』」を連載中の地域エコノミスト・藻谷浩介…
2019年12月30日
-
ウズベキスタン古都「世界遺産イチャン・カラ」の輝き
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇中央アジア編(5) ウズベキスタンとタジキスタンにまたがるフェルガナ盆地を1泊2日で巡ってタシケントに帰って来た筆者。今…
2019年12月23日
-
「アレクサンダー大王来た東北端」タジキスタンを歩く
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇中央アジア編(4) かつてアレクサンダー大王が到達した最東北端の地、タジキスタンの要衝ホジェンドは、旧ソ連風のアパート群…
2019年12月16日
-
タジキスタン「要衝ホジェンド」へ複雑な国境を越える
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇中央アジア編(3) ウズベキスタンの古都コーカンドの市街で、タジキスタンの要衝ホジェンドへの移動手段を探す筆者。同じフェ…
2019年12月9日
-
ウズベキスタン「タシケントからコーカンド」鉄道の旅
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇中央アジア編(2) 2017年6月に訪れたウズベキスタンの首都タシケントは、何かと旅行しにくい場所だった。不完全燃焼に終…
2019年12月2日
-
ウズベキスタン 世界で二つだけの「二重内陸国」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇中央アジア編(1) 筆者のスマホでグーグルマップを開くと、初期画面で今もウズベキスタンの首都タシケントの地図が出てくる。…
2019年11月25日
-
イタリア・ジェノバ「コロンブスを生んだ街」の史話
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇イタリア・ミラノとジェノバ編(2) 地中海に面した北イタリアの港湾都市・ジェノバ。海洋通商を行う共和国として多年独立を保…
2019年11月18日
-
「ミラノ」首都ローマとは異なる街とハプスブルク家
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇イタリア・ミラノとジェノバ編(1) ミラノ。言わずと知れた、イタリアンファッションの都。サッカーの名門、ACミランの本拠…
2019年11月11日
-
南米ウシュアイア「モンゴロイド」がたどり着いた地
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇アルゼンチン・ウシュアイア編(3) “地球最南端の鉄道”の沿線に広がっていたのは、100年近く前に囚人によって切られた木…
2019年11月4日
-
南米の突端フエゴ島「世界の果て鉄道」に流刑地の歴史
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇アルゼンチン・ウシュアイア編(2) 日本から所要33時間。“地球最南端の市”アルゼンチンのウシュアイアにたどり着いた筆者…
2019年10月28日
-
地球最南端の市・南米「ウシュアイア」は観光客だらけ
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇アルゼンチン・ウシュアイア編(1) きっかけは、ガイドブックにあった小さな白黒写真だった。見たことも考えたこともないよう…
2019年10月21日
-
シンガポールのマングローブ抜けユーラシア最南端へ
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇シンガポールの自然公園編(5) シンガポール島の北半分を取り囲むのが、幅1~2キロのジョホール水道だ。まるで川や運河のよ…
2019年10月14日
-
シンガポール「ウビン島」自転車で楽しむユルい時間
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇シンガポールの自然公園編(4) シンガポール島の周囲には、たくさんの小島が浮かんでいる。その中でも簡単に行けて、サイクリ…
2019年10月7日
-
シンガポール「サザンリッジ」お勧めの展望と天空の橋
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇シンガポールの自然公園編(3) シンガポール島の南端近く、東西に細長く延びる標高100メートル前後の丘陵が「サザンリッジ…
2019年9月30日
-
シンガポール「中央緑地帯」を歩く“癒やし”の時間
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇シンガポールの自然公園編(2) 低い丘の連なるシンガポール島の中央部には、三つの貯水池を囲んで、広大な緑地が保全されてい…
2019年9月23日
-
シンガポールの世界遺産「植物園」真夜中に走れる魅力
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇シンガポールの自然公園編(1) 赤道直下、面積でいえば東京23区よりやや広い島に、560万人(居住外国人含む)が暮らす都…
2019年9月16日
-
現金もガソリンも入手不能「ジンバブエ」経済回らず?
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ジンバブエ・ハラレ編(2) 深く考えずに訪れた、アフリカ南部・ジンバブエの首都ハラレ。今世紀になって空前のインフレを経験…
2019年9月9日
-
「ジンバブエ首都ハラレ」ATMなぜかお金が出てこない
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ジンバブエ・ハラレ編(1) 世界で最もインフレから縁遠い国・日本では「MMT理論」なるものが話題になっている。「国債をい…
2019年9月2日
-
民族分断で成立「モルドバ」首都に観光名所見当たらず
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ブルガリア・ルーマニア・モルドバ編(6) 路傍を延々と埋める、ガラクタ品を売る露天市。カオスそのものの雑踏を見せるワゴン…
2019年8月26日
-
「モルドバ日帰り旅」欧州最貧国のカオスな巨大市場
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ブルガリア・ルーマニア・モルドバ編(5) モルドバ。旧ソ連を構成した15の共和国のうち、最もマイナーな存在だった、旧モル…
2019年8月19日
-
ブカレストを歩き見た「独裁者チャウシェスク」の残影
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ブルガリア・ルーマニア・モルドバ編(4) ルーマニア、すなわち「ローマ人の国」。ローマから遠く北東に離れたその首都ブカレ…
2019年8月12日
-
ルーマニアに降り立つ なぜここは「ラテン系」なのか
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ブルガリア・ルーマニア・モルドバ編(3) 日本で「ラテン系」というと、「中南米系」のニュアンスがある。だがラテン語は古代…
2019年8月5日
-
東欧の小国「ブルガリア」旧ソ連衛星国の生き方を見た
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ブルガリア・ルーマニア・モルドバ編(2) ローマ帝国、オスマントルコ、旧ソ連と、周辺大国に支配され、あるいは従属しながら…
2019年7月29日
-
東欧の辺境「ブルガリア・ソフィア」意外にも西欧風
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ブルガリア・ルーマニア・モルドバ編(1) 欧州連合(EU)圏の東端、黒海西岸に位置するブルガリアとルーマニア。東西冷戦時…
2019年7月22日
-
豪州「首都キャンベラ」閑散とした町を自転車で回る
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇カナダ・オタワと豪キャンベラ編(4) シドニーとメルボルンの2大都市の中間の高原に建設された、オーストラリアの首都キャン…
2019年7月15日
-
オーストラリア首都キャンベラへ乾燥した大地を行く
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇カナダ・オタワと豪キャンベラ編(3) 欧米ではないが、社会の成り立ちは欧米以上に欧米的な、オーストラリアとカナダ。両者と…
2019年7月8日
-
カナダ首都オタワで実感した「米国との複雑な歴史」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇カナダ・オタワと豪キャンベラ編(2) トロント、モントリオールの2大都市の間にあって目立たない、カナダの首都オタワ。ここ…
2019年7月1日
-
「カナダ・オタワ」地味な首都を好奇心だけで訪れた
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇カナダ・オタワと豪キャンベラ編(1) 「欧米では……」と言うとき、我々はカナダとオーストラリアを含めて考えているだろうか…
2019年6月24日
-
混沌の街・ダッカで感じた“貧富の差が生む暴力”
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇バングラデシュ・ダッカ編(3) ダッカでタクシーに乗って1時間半、歩いて2時間。それだけ時間をかけながら、10キロも離れ…
2019年6月17日
-
バングラデシュ・ダッカ 史跡のない街をひたすら歩く
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇バングラデシュ・ダッカ編(2) そこもかしこも渋滞に埋まる混沌(こんとん)の大都市、バングラデシュの首都ダッカ。タクシー…
2019年6月10日
-
バングラデシュ・ダッカ 喧騒の大都市で渋滞にはまる
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇バングラデシュ・ダッカ編(1) 「あの町にはとうてい歯が立たなかった」という思いが脳裏によみがえる。空港に着くまでなら、…
2019年6月3日
-
難攻不落の大英帝国軍港「ジブラルタル」のいま
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ジブラルタル海峡編(6) 軍事的・経済的意義を失い、モロッコの中で陸の孤島のような小リゾート都市となっていたスペイン領セ…
2019年5月27日
-
なぜモロッコに「スペイン領セウタ」は存在するのか
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ジブラルタル海峡編(5) アフリカ大陸の北西端にスペインが領有するセウタは、欧州の小都市そのもののたたずまいだった。しか…
2019年5月20日
-
モロッコのスペイン領「セウタ」へ高速をすっ飛ばす
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ジブラルタル海峡編(4) 何度も欧州列強に統治された歴史を持ちながら、60年前にモロッコ領に戻った100万都市タンジェ。…
2019年5月13日
-
モロッコ・タンジェの旧市街とカスバから見た地中海
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ジブラルタル海峡編(3) スペイン最南端のタリファの港から、高速フェリーで1時間少々。ジブラルタル海峡を渡って、人口10…
2019年5月6日
-
「覇権争いの海」ジブラルタル海峡をフェリーで行く
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ジブラルタル海峡編(2) 欧州とアフリカが最も接近するジブラルタル海峡。欧州側はスペインだが、その中のジブラルタル半島だ…
2019年4月29日
-
「ジブラルタル海峡」欧州とアフリカが行き交った地
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ジブラルタル海峡編(1) ナポレオンは「ピレネー山脈の南(スペイン)はアフリカだ」と言ったという。確かに山脈の南のイベリ…
2019年4月22日
-
「ラスベガス」21世紀の米国に残る“昭和感覚”の街
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇米国ラスベガス・ダウンタウン編(2) ラスベガス訪問5回目にして初めて訪れたダウンタウン(旧中心市街地)は、米国では他に…
2019年4月15日
-
30年で大変化した「ラスベガス」という特異な場所
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇米国ラスベガス・ダウンタウン編(1) いわゆる「統合型リゾート」(IR=巨大なホテルを核に、モール、会議場、劇場、カジノ…
2019年4月8日
-
藻谷さんに訪ねてほしい国「ブルネイ、エストニア…」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
地域エコノミスト・藻谷浩介さんの「藻谷浩介の世界『来た・見た・考えた』」が連載100回を迎えたのを機に、藻谷さんに今後どの…
2019年4月6日
-
サハリンで思う「北方領土問題」と「固有の領土」論法
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ロシア・ユジノサハリンスク編(3) すっかりロシア化したユジノサハリンスクにも、戦前の日本統治時代の痕跡はある。その一つ…
2019年4月1日
-
ユジノサハリンスクの街に見た「ソビエト」の名残り
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ロシア・ユジノサハリンスク編(2) 2018年6月末、日本政府が設置した「サハリン日本センター」主催のロシア人向け講座の…
2019年3月25日
-
サハリン「ユジノサハリンスク」旧樺太の地の今は
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ロシア・ユジノサハリンスク編(1) ロシア・サハリン州の、州都ユジノサハリンスク(日本語にすれば「南サハリン市」)。成田…
2019年3月18日
-
最後のアフリカ古王国「エスワティニ」の意外な繁栄
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇レソトとエスワティニ編(2) エスワティニ。スワジ語で「スワジ族の国」。2018年4月に同じ意味の英語であるスワジランド…
2019年3月11日
-
南アに囲まれた王国「レソト」この小国に何があるのか
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇レソトとエスワティニ編(1) 2018年8月の旅行で、南アフリカに囲まれた二つの小さな王国、レソトとエスワティニ(旧スワ…
2019年3月4日
-
読者の声を募集!藻谷浩介の世界紀行「読みたい国」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
地域エコノミスト・藻谷浩介さんの連載「藻谷浩介の世界『来た・見た・考えた』」は藻谷さんが自分の足で世界各国を歩き、見て感じ…
2019年3月1日
-
南ア首都プレトリアで思い知る「マンデラの偉大さ」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇南アフリカ編(8) 総走行距離2800キロ。ひたすら車を疾走させる5日間が終わり、筆者と長男は無事、ヨハネスブルク東郊外…
2019年2月25日
-
ヨハネスブルク「絶対に歩いてはいけない」地区を縦断
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇南アフリカ編(7) レソト王国入国に失敗したにもかかわらず、懲りもせず今度は、エスワティニ(旧スワジランド)の国境近くま…
2019年2月18日
-
南アに囲まれた「レソト王国」入国直前まさかの撤退
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇南アフリカ編(6) 南アフリカに囲まれた小さな王国レソトに最も近い田舎町レディブランドまで、700キロ近くを1日で走って…
2019年2月11日
-
南アを車で爆走して気づいた旧黒人居住区の“階層”
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇南アフリカ編(5) アフリカ大陸最南端・アグラス岬から北東方向の内陸へと、600キロ近くを7時間半で疾走し、グラーフライ…
2019年2月4日
-
アフリカ最南端で「人種対立と共生」の歴史を考えた
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇南アフリカ編(4) ケープタウンから運転すること正味5時間半。テーブルマウンテンにも喜望峰にも行けなかったが、喜望峰より…
2019年1月28日
-
ケープタウンからアフリカ最南端アグラスへ車を駆る
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇南アフリカ編(3) 聞いていたレベルまでの治安の悪さは感じなかったケープタウンのダウンタウンで、5日間の契約でレンタカー…
2019年1月21日
-
ケープタウンを探索 カラフルな街並み“意外に安全”
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇南アフリカ編(2) シンガポールとヨハネスブルクで乗り換え、羽田から24時間少々かけてたどりついた、南アフリカ共和国のケ…
2019年1月14日
-
南アフリカは本当に危険?長男連れてレンタカーの旅
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇南アフリカ編(1) 非道な人種差別政策・アパルトヘイトを行っていたころには、ずっと話題になることが多かったように思う。だ…
2019年1月7日
-
カジノにすべてを委ねて「マカオ」の未来は大丈夫か
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇中国・マカオ編(2) 「南欧が中国化した」ような感じのマカオの旧市街地。迷路状の街路の両側に、老朽化した中層ビルが密集す…
2018年12月31日
-
かつてのポルトガル植民地「マカオ」の中国との距離感
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇中国・マカオ編(1) 名前は誰でも知っているだろうが、ギャンブル好きでもない限りわざわざ行く機会の乏しいマカオ。香港と比…
2018年12月24日
-
東西ベルリンの追憶「チェックポイントチャーリー」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ドイツ・ベルリン編(3) 「テロのトポグラフィー」(ナチスの恐怖政治のエスカレーションを記録した博物館)の展示に、地に沈…
2018年12月17日
-
ベルリンで藻谷氏が見た「ナチスの忌まわしい記憶」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ドイツ・ベルリン編(2) 28年ぶりに訪れたベルリンは、ドイツの首都らしく堂々とした、しかしどこか人影が少なく人工的な雰…
2018年12月10日
-
かつて「壁」で分断されたベルリンは人工的な街の造り
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ドイツ・ベルリン編(1) 欧州最大の経済大国ドイツの首都でありながら行く機会に乏しく、ロンドンやパリに続く大都会でありな…
2018年12月3日
-
キュリー夫人やショパンに感じたポーランド人の誇り
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ポーランド・ワルシャワ編(2) 民主化後では初めて、28年ぶりに訪れたポーランドの首都ワルシャワは、すっかり西欧的な都会…
2018年11月26日
-
西に移動させられた国ポーランド 首都ワルシャワの今
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
ポーランド・ワルシャワ編(1) 36年前、高校の文化祭のディベートで、「史上最大の英雄は誰か」というお題に、「ポーランドで共…
2018年11月19日
-
ミンスクの街を歩き考えた「ベラルーシ人」とは何者か
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ベラルーシ・ミンスク編(2) 旧ソ連解体後に独立した国の中で唯一、ロシアべったりの体制を続けてきたベラルーシ。その首都ミ…
2018年11月12日
-
侵略され続けた街「ミンスク」で藻谷浩介が思ったこと
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ベラルーシ・ミンスク編(1) 現在54歳の筆者が小学生のころ、プラモデルの花形はガンダムではなく戦艦だった。なかでも空母…
2018年11月5日
-
侵略の歴史を超えてきた「キエフ」に見た一筋の光
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ウクライナ・キエフ編(3) スターリン支配下のウクライナで、500万人を超える犠牲者を出したホロドモール(大飢饉)。その…
2018年10月29日
-
キエフを地下鉄で移動 旧ソ連時代の悲惨な歴史を見る
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ウクライナ・キエフ編(2) 欧州最大の沃野(よくや)を持ちながら、1人当たりGDP(国内総生産)では日本の10分の1以下…
2018年10月22日
-
ウクライナ首都キエフ 東欧最大の都市に何があるのか
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ウクライナ・キエフ編(1) 肥沃(ひよく)で実りの多い場所に、文明が栄え、豊かな国ができる。古代の四大文明や、近現代の米…
2018年10月15日
-
「アスンシオン」の街に脆弱な経済と貧富の差を見た
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇パラグアイ・アスンシオン編(2) 1974年に世界地理の本で読んで以来、いつも頭の片隅にある地名だったアスンシオン。そこ…
2018年10月8日
-
パラグアイ・アスンシオン 南米最貧国の首都を歩く
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇パラグアイ・アスンシオン編(1) アスンシオンと聞いても、どこかも知らなければ関心もない人がほとんどだろう。だが筆者にと…
2018年10月1日
-
チリ・バルパライソ 壁画の街で過ごした魅惑の時間
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇チリ・サンティアゴとバルパライソ編(4) 2017年3月初旬。飛行機の予約ミスで生じた空き時間に、チリ・サンティアゴから…
2018年9月24日
-
世界遺産バルパライソ 斜面に広がる明るい港町に感激
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇チリ・サンティアゴとバルパライソ編(3) 高校時代だっただろうか。何かの本で写真を見てから、いつか行きたいと思っていた。…
2018年9月17日
-
チリ・サンティアゴ 人口希薄の街と潤う鉱産・食輸出
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇チリ・サンティアゴとバルパライソ編(2) 2017年3月。日本から30時間(経由地の宿泊も入れると40時間)かけてたどり…
2018年9月10日
-
地球の反対チリ・サンティアゴに30時間かけて着く
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇チリ・サンティアゴとバルパライソ編(1) 日本から乗り換えを含め片道所要時間30時間前後。片道40万円以上もするビジネス…
2018年9月3日
-
全方位戦略「ヨルダン」巧みな生き方と試される持続力
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ヨルダン・アンマン編(3) 夕方6時を過ぎると急速に暗くなり、人通りも少なくなったアンマンの中心街。しかし治安の悪さはみ…
2018年8月27日
-
アンマン「丘の街」を歩いて感じたこの地の寛容さ
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ヨルダン・アンマン編(2) 「中東で最も旅行しやすい国」とガイドブックに書かれるヨルダン。首都アンマンでは、聞いた通り広…
2018年8月20日
-
ヨルダン首都アンマン「19の丘・特異な地形」の街
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ヨルダン・アンマン編(1) 西はイスラエル(と日本は未承認だがパレスチナ)に正対し、北はシリア、東はイラクに隣接するヨル…
2018年8月13日
-
「レバノン」歴史の重みの中に生きる人々のストレス
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇レバノン・ベイルート編(3) 地中海沿いのご機嫌なリゾート都市、であるかのように見えたベイルート。しかし撮影禁止の建物が…
2018年8月6日
-
ベイルート 美しい街と海の裏にある内戦と難民の傷痕
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇レバノン・ベイルート編(2) 日本語のガイドブックが出ていない数少ない国・レバノン。だが飛行機も飛び、渡航自粛勧告も出て…
2018年7月30日
-
レバノン首都ベイルート「中東のパリ」の今を見に行く
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇レバノン・ベイルート編(1) シリアとイスラエルという、ややこしい隣人に囲まれた小国・レバノン。1975年4月、東アジア…
2018年7月23日
-
豪ダーウィン 人口爆発アジアに近い立地生かせない町
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇豪ダーウィン編 広大なオーストラリアの中でも最も人口希薄な北部準州(ノーザンテリトリー)。州都ダーウィンは、世界4位の人…
2018年7月16日
-
実は石油・ガスに依存する東ティモール経済の未来
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇東ティモール編(3) ポルトガルの植民地として450年支配され、その後のインドネシアによる併合をおびただしい流血の末に脱…
2018年7月9日
-
東ティモール 独立までの苦難と今は平和なディリの街
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇東ティモール編(2) シンガポールから豪州のダーウィン経由でたどり着いた、東ティモールの首都ディリは、山と海に挟まれて細…
2018年7月2日
-
独立から16年「東ティモール」へ興味津々行ってみる
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇東ティモール編(1) 東南アジア11カ国で、ブルネイの次に小さな東ティモール。1万3000以上の島々が東西幅5000キロ…
2018年6月25日
-
テロの傷痕残る「ニース」国際観光地で知る社会の分断
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇モナコとニース編(3) 2017年5月。平和で賑やかなモナコ公国から、毎時2~3本あるフランス国鉄に乗って20分。ニース…
2018年6月18日
-
モナコ「金持ち白人国家」の成り立ちと生きる道
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇モナコとニース編(2) 幅数百メートル、長さ4キロ、面積2平方キロの極小の公国・モナコ。賑わう旧市街地の街路を王宮に向け…
2018年6月11日
-
極小国家モナコ 平和な賑わいに見るフランスとの違い
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇モナコとニース編(1) 2016年7月に、フランスのニースで起きたイスラム過激派によるテロ事件は、海沿いの歩行者天国に集…
2018年6月4日
-
オークランドで考えたNZが“先進国”を維持する努力
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ニュージーランド編(3) 11時間かけて列車で縦断してみたニュージーランド北島は、端から端まで羊と牛の自然放牧にささげ尽…
2018年5月28日
-
NZ北島を観光特急で縦断 11時間の旅で見えたもの
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ニュージーランド編(2) 隣国の豪州からでも飛行機で3時間半かかる、世界地図の南東に孤立した先進国・ニュージーランド。観…
2018年5月21日
-
ニュージーランド 世界で最も遠く離れた先進国
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ニュージーランド編(1) 産業の国際競争力も、生活水準も、非常に高い。しかしいかんせん、世界の他の場所からあまりに離れて…
2018年5月14日
-
「21世紀ラオス」インドシナ半島要地としての生き方
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ラオス・ビエンチャン編(2) 市街地正面のメコン川が国境となり、対岸にタイの家々が見えるラオスの首都ビエンチャン。首都の…
2018年5月7日
-
ラオス・ビエンチャン 隣国との数奇な運命を超えて
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ラオス・ビエンチャン編(1) 「ベトナム人は稲を植える。カンボジア人はそれを見ている。ラオス人は、稲の育つ音を聴いている…
2018年4月30日
-
藻谷氏が見たアルバニア 米国的消費社会化に突っ走る
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇旧ユーゴ諸国とアルバニア編(10) アルバニア。大阪の会社が日本で売るホワイトニングクリームとは無縁の、欧州で最も知られ…
2018年4月23日
-
元鎖国国家アルバニア 首都ティラナは明るい街だった
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇旧ユーゴ諸国とアルバニア編(9) アルバニア。欧州で最も知られざる国。冷戦時代当初はスターリン、次いで毛沢東を範として、…
2018年4月16日
-
紛争の地「コソボ」は想定外の発展をとげていた
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇旧ユーゴ諸国とアルバニア編(8) 「六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字を持つ、一つの国家」と称…
2018年4月9日
-
マケドニアの首都スコピエ「トルコ風」が残る街の今
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇旧ユーゴ諸国とアルバニア編(7) 「六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字を持つ、一つの国家」と称…
2018年4月2日
-
ドナウ川の要衝ベオグラードに残る戦争の傷痕と憂鬱
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇旧ユーゴ諸国とアルバニア編(6) 「六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字を持つ、一つの国家」と称…
2018年3月26日
-
欧州の僻地モンテネグロで触れた「女性たちの思い」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇旧ユーゴ諸国とアルバニア編(5) 「六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字を持つ、一つの国家」と称…
2018年3月19日
-
サラエボからモンテネグロへ 断崖の山地を越えて行く
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇旧ユーゴ諸国とアルバニア編(4) 「六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字を持つ、一つの国家」と称…
2018年3月12日
-
内戦の地「サラエボ」民族混住の平和を支えるものは
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇旧ユーゴ諸国とアルバニア編(3) 「六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字を持つ、一つの国家」と称…
2018年3月5日
-
クロアチア・ザグレブで思うセルビアとの民族紛争
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇旧ユーゴ諸国とアルバニア編(2) 「六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字を持つ、一つの国家」と称…
2018年2月26日
-
旧ユーゴ・クロアチア 美しい街並みの先にある現実
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇旧ユーゴ諸国とアルバニア編(1) 旧ユーゴスラビア社会主義連邦共和国。「六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教…
2018年2月19日
-
ニューヨークの地下鉄が飛躍的に安全になった深い訳
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ニューヨーク・都市再生の現場編(4) ニューヨークの地下鉄は、かつてに比べて飛躍的に安全できれいになった。その全線に乗っ…
2018年2月12日
-
家賃高騰で旧住民退去?ブルックリンしゃれた再開発
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ニューヨーク・都市再生の現場編(3) ニューヨークのマンハッタン南東側対岸にあるブルックリン。伝統的に中低所得者層が住む…
2018年2月5日
-
「グラウンド・ゼロ」で感じた米国という国家の矛盾
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ニューヨーク・都市再生の現場編(2) 9.11テロ後、久しぶりに訪れたニューヨークの世界貿易センタービル(ツインタワー)…
2018年1月29日
-
ニューヨークが本領発揮した都市再生例「ハイライン」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ニューヨーク・都市再生の現場編(1) 世界貿易センタービルへのテロ攻撃が、混沌(こんとん)の21世紀の幕開けを告げてから…
2018年1月22日
-
藻谷流ネット駆使の効率的旅行スケジュールの組み方
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇藻谷浩介氏に聞く(3) 藻谷浩介氏が世界各国を歩き、見て、感じたその国の生き様を、深い歴史と地理の知識を加味して斬る「藻…
2018年1月15日
-
私の旅の極意「“犬棒”能力」を発揮してその国を知る
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇藻谷浩介氏に聞く(2) 藻谷浩介氏が世界各国を歩き、見て、感じたその国の生き様を、深い歴史と地理の知識を加味して斬る「藻…
2018年1月8日
-
世界を旅し自分の目で見た「21世紀地政学」を書く
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇藻谷浩介氏に聞く(1) 藻谷浩介氏が世界各国を歩き、見て、感じたその国の生き様を、深い歴史と地理の知識を加味して斬る「藻…
2018年1月1日
-
中国高速鉄道 大陸的巨大駅間を無味乾燥に定時運行
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇中国高速鉄道編 「飛行機に対抗できる都市間高速鉄道」というジャンルを、1964年開業の東海道新幹線が切り開いて半世紀。日…
2017年12月25日
-
「韓国KTX」ソウル一極集中許す光州、釜山駅の配置
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇韓国高速鉄道編(2) 韓国のKTX(韓国高速鉄道)に乗り、ソウル(龍山駅)から南西の光州、南東の釜山を訪れた筆者。在来線…
2017年12月18日
-
「韓国KTX」の融通無碍な始発駅・路線運用の賢さ
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇韓国高速鉄道編(1) 「飛行機に対抗できる都市間高速鉄道」というジャンルを、1964年開業の東海道新幹線が切り開いて半世…
2017年12月11日
-
“岐阜羽島状態”の不便な駅が並ぶ「台湾新幹線」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇台湾新幹線編(2) 2007年に開業した「台湾高速鉄道」(高鉄=台湾新幹線)。日本と同じように専用軌道を走り、日本の70…
2017年12月4日
-
藻谷氏が体感した700系「台湾新幹線」の使い勝手
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇台湾新幹線編(1) 「飛行機に対抗できる都市間高速鉄道」というジャンルを、1964年開業の東海道新幹線が切り開いて半世紀…
2017年11月27日
-
無国籍なスキーリゾートのアンドラは欧州の未来か
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇アンドラ公国(2) ピレネー山脈の奥深く、急峻(きゅうしゅん)な地でスペインとフランスに挟まれて生きるアンドラ公国。公用…
2017年11月20日
-
アンドラ公国 ピレネー山脈の急峻な地に生きる知恵
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇アンドラ公国(1) スペイン北東部のカタルーニャ地方(バルセロナ周辺)で話されるカタルーニャ語は、スペイン語よりもむしろ…
2017年11月13日
-
運河で生きるパナマの「地峡横断鉄道」から見た絶景
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇パナマ編(2) パナマ運河を見ながら、大西洋側の都市コロンへ鉄道で向かった筆者。麻薬密輸の拠点ともうわさされるコロンだか…
2017年11月6日
-
パナマ 狭い地峡が運河を生みインカ帝国滅亡を早めた
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇パナマ編(1) パナマ。パナマ運河やパナマ帽、あるいはパナマ船籍といった言葉は聞くが、商社マンか航海士でもない限り、なか…
2017年10月30日
-
藻谷氏が見た経済急成長直前のミャンマーの生き様
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ミャンマー・ヤンゴン編(2) アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)が、半世紀以上も続いた軍政に代わって政権に…
2017年10月23日
-
ミャンマー・ヤンゴン 中世と昭和と21世紀の同居
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ミャンマー・ヤンゴン編(1) アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)が、半世紀以上も続いた軍政に代わって政権に…
2017年10月16日
-
イングランド「モザイク模様」のロンドンと他都市
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇英国・イングランド編 英国の正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」(UK)だ。イングランドに、ウェール…
2017年10月9日
-
藻谷氏が見たスコットランドの誇りとEU残留の不安
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇英国・スコットランド編(2) 英国の正式名称はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国(UK)だ。イングランドに、ウェ…
2017年10月2日
-
スコットランド UKから独立したいが現実の厳しさ
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇英国・スコットランド編(1) 英国の正式名称はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国(UK)だ。イングランドに、ウェ…
2017年9月25日
-
ウェールズ 確かにイングランドと違うが自治で満足
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇英国・ウェールズ編 英国の正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」(UK)だ。イングランドに、ウェールズ…
2017年9月18日
-
残るテロの傷痕 ブレグジットで揺れる北アイルランド
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇英国・北アイルランド編(2) 英国の正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」(UK)。北アイルランドは特…
2017年9月11日
-
北アイルランド数奇な運命 ひと気のないベルファスト
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇英国・北アイルランド編(1) 英国の正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」(UK)だ。イングランドに、…
2017年9月4日
-
絶景の山と海のアンカレジ「ここで暮らせるか」を考えた
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇アンカレジ編(2) アンカレジ。日本から欧米に飛ぶ航空便がアラスカのアンカレジ空港に立ち寄って給油していた時代を覚えてい…
2017年8月28日
-
アンカレジ 北回り航空路で栄えた懐かしの街の今
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇アンカレジ編(1) アンカレジ。1980年代半ばまで、日本と欧米を最短で結ぶ航空便が給油した町。乗客はアンカレジ空港で2…
2017年8月21日
-
アララト山の美しさに磨かれたアルメニア人の誇り
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇アルメニア・エレバン編(3) 東アジア人種を「モンゴロイド」と呼ぶのに対し、白人種は「コーカソイド」(コーカサス人)と呼…
2017年8月14日
-
アルメニア孤高の独立「言語・宗教・文字」と女性の美
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇アルメニア・エレバン編(2) 東アジア人種を「モンゴロイド」と呼ぶのに対し、白人種は「コーカソイド」(コーカサス人)と呼…
2017年8月7日
-
アルメニアの首都エレバン深夜0時 警官に囲まれた私
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇アルメニア・エレバン編(1) 東アジア人種を「モンゴロイド」と呼ぶのに対し、白人種は「コーカソイド」(コーカサス人)と呼…
2017年7月31日
-
多民族国家ジョージアの平和を42度硫黄泉で考えた
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ジョージア・トビリシ編(3) 東アジア人種を「モンゴロイド」と呼ぶのに対し、白人種は「コーカソイド」(コーカサス人)と呼…
2017年7月24日
-
貧しさと豊かさ交錯 “完全独立”を謳歌するトビリシ
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ジョージア・トビリシ編(2) 東アジア人種を「モンゴロイド」と呼ぶのに対し、白人種は「コーカソイド」(コーカサス人)と呼…
2017年7月17日
-
ジョージア首都トビリシに漂う旧ソ連的もの悲しさ
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ジョージア・トビリシ編(1) 東アジア人種を「モンゴロイド」と呼ぶのに対し、白人種は「コーカソイド」(コーカサス人)と呼…
2017年7月10日
-
“火焔タワーと油の湖面”石油が作り上げた首都バクー
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇アゼルバイジャン・バクー編(3) 東アジア人種を「モンゴロイド」と呼ぶのに対し、白人種は「コーカソイド」(コーカサス人)…
2017年7月3日
-
民族と言語のモザイク アゼルバイジャンを藻谷氏歩く
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇アゼルバイジャン・バクー編(2) 東アジア人種を「モンゴロイド」と呼ぶのに対し、白人種は「コーカソイド」(コーカサス人)…
2017年6月26日
-
アゼルバイジャン・バクー カスピ海沿いの複雑国家
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇アゼルバイジャン・バクー編(1) 東アジア人種を「モンゴロイド」と呼ぶのに対し、白人種は「コーカソイド」(コーカサス人)…
2017年6月19日
-
藻谷浩介が見た“格差最小化国家”ルクセンブルクの真価
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ルクセンブルク編(2) 1人当たりGDP(国内総生産)が日本の2.7倍の10万ドル超(2016年)と、世界一のルクセンブ…
2017年6月12日
-
ルクセンブルク 1人当たりGDP世界一10万ドルの謎
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ルクセンブルク編(1) 1人当たりGDP(国内総生産)が日本の2.7倍の10万ドル超(2016年)と、世界一のルクセンブ…
2017年6月5日
-
藻谷浩介がラパスで見た「町の高低差と貧富の差」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ボリビア・ラパス編(3) 富士山頂よりも標高の高い、世界最高所の首都、ボリビアのラパス(憲法上の首都はスクレ)。普通なら…
2017年5月29日
-
天空都市ラパス 公共交通機関がロープウエーの町
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ボリビア・ラパス編(2) 富士山頂よりも標高の高い、世界最高所の首都、ボリビアのラパス(憲法上の首都はスクレ)。普通なら…
2017年5月22日
-
山上から発展 標高差800メートル“登山首都ラパス”
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
ボリビア・ラパス編(1) 富士山頂よりも標高の高い、世界最高所の首都、ボリビアのラパス(憲法上の首都はスクレ)。普通なら市街…
2017年5月15日
-
藻谷浩介が驚いた「スリランカと中国の意外な関係」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇スリランカ編(2) 大陸の大国の横で、小さな島国が独立している場合、そこには何か歴史的、文化的に独特な関係が存在する。中…
2017年5月8日
-
スリランカの神秘 一度もインドに支配されず生きる
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇スリランカ編(1) 大陸の大国の横で、小さな島国が独立している場合、そこには何か歴史的、文化的に独特な関係が存在する。中…
2017年5月1日
-
藻谷浩介がロシアの西の端で考えた北方領土のこと
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ロシア・カリーニングラード編(4) 旧ソ連が、第二次大戦時にドイツから「戦利品」として奪い取った、バルト海の港町・カリー…
2017年4月24日
-
藻谷浩介がロシア飛び地で見た“スターリンの亡霊”
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ロシア・カリーニングラード編(3) 旧ソ連が、第二次大戦時にドイツから「戦利品」として奪い取った、バルト海の港町・カリー…
2017年4月17日
-
藻谷浩介が見た「昔ドイツ今ロシア」カリーニングラード
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ロシア・カリーニングラード編(2) 旧ソ連が、第二次大戦時にドイツから「戦利品」として奪い取った、バルト海の港町・カリー…
2017年4月10日
-
藻谷浩介が歩く「ロシアの飛び地カリーニングラード」
藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
◇ロシア・カリーニングラード編(1) 旧ソ連が、第二次大戦時にドイツから「戦利品」として奪い取ったバルト海の港町・カリーニ…
2017年4月3日