経済プレミアインタビュー

女性起業家を育て、男性も巻き込む仕組みをつくりたい

編集部川村彰・経済プレミア編集部
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「女性起業家への道」をテーマに講演を行う堀江さん。
「女性起業家への道」をテーマに講演を行う堀江さん。

 楽天・三木谷浩史社長を代表理事とする新経済連盟が4月7、8日に東京都内のホテルで開催したイベント「新経済サミット2015」に、米IBM出身で現在は米国・シリコンバレーで活躍する起業家・堀江愛利(ほりえ・あり)氏が登壇。「女性起業家への道」をテーマに講演を行った。 

 <この記事は毎日新聞ニュースサイトで2015年4月14日掲載したものです>

 講演のなかで堀江氏は、シリコンバレーにも潜む「ジェンダー(性差)の壁」に言及し、男女も含めた多様な人材を擁する職場か否かが、企業収益と密接に関わっていることを指摘。女性が自覚的にアイデンティティー(独自性)を確立し、自ら変化を起こすことの重要性を強調した。講演終了後、堀江氏にインタビューを行った。(毎日新聞デジタル編集部経済担当・川村彰)

 ──シリコンバレーで直面した「ジェンダーの壁」とは。

 ◆ある投資家向けイベントでベテラン看護師の女性が、介護に関わる起業支援を求めてプレゼンを行いました。当時、私が仕事と並行して母の看病をしていたこともあり、すごく共感できるアイデアだったのですが、投資家、エンジニア側には若い男性が多く、彼女のサポートに名乗りを上げる人は現れませんでした。確かに若い男性にとって介護は縁の薄いものでしょう。もちろん男性が悪いと言いたいのではありません。起業家にも投資家…

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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川村彰

経済プレミア編集部

1974年静岡県生まれ。広告記事等のフリーライターを経て、2015年4月、毎日新聞デジタルメディア局に配属。