経済プレミアインタビュー

知る人ぞ知る製品づくりを目指す

田中学・経済プレミア編集部
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新経済サミット2015のセッションに登壇したCerevo岩佐琢磨社長
新経済サミット2015のセッションに登壇したCerevo岩佐琢磨社長

 2007年の創業以来、独自のネット接続型製品を開発して国内外に販路を広げる株式会社Cerevo(セレボ)代表取締役の岩佐琢磨氏(36)。スノーボーダーの滑りのテクニックを数値化するスマートフォン連携型バインディング(ボードにブーツを固定する器具)など、これまでにない製品を生み出してきた。

 <この記事は毎日新聞ニュースサイトで2015年4月16日掲載したものです>

 その岩佐氏が、4月7、8日に東京都内のホテルで開催された三木谷浩史・楽天社長が代表理事を務める新経済連盟主催のイベント「新経済サミット2015」に登壇。「世界を担う日本発のIoT(※)」をテーマにしたセッションで他の起業家などと意見を交わした。「世界中のどこでも使えるモノづくり」の大切さを訴えた岩佐氏が、セッション終了後にインタビューに応えた。(毎日新聞デジタル編集部経済担当・田中学)

 ──世界のどこにもない、マニア向けの製品をつくる戦略が成功しています。

 ◆なるべくしてそうなっているのが実情です。当社のようなハードウエアベンチャーはグローバル化せざるを得ません。なぜなら、ハードウエア製品をつくる際には最低発注数の制約があるから。まとまった数を発注しなければ部品メーカーと話もできない場合があります。ですが、国内市場には限りがある。人口や経済情勢を考慮すれば、販売できる台数もおおよそ見えてきます。

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田中学

経済プレミア編集部

1979年東京都生まれ。中央大文卒。出版社勤務を経て、2014年11月、毎日新聞デジタルメディア局に配属。