
参入する企業が増え、選択の幅が広がる格安スマホ。iPhoneは高価だが、ガラケーから脱したいと考えている人にとって、手ごろに持てる格安スマホは一つの大きな選択肢だ。実際の使い勝手などはどうなのか、格安スマホの仕組みから解説する。
大手事業者の数分の1、データ通信料は月900円台から
スマホを持ちたいけど、通信料が上がるのが心配。そんな不満を解消する選択肢として、今、格安スマホが注目を集めている。
実際、契約者数も急激に伸びている。通信事業を管轄する総務省によると、2014年12月末時点での契約者数は195万人。2013年は138万人だったため、1年で規模は1.4倍ほどになった。
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石野純也
ケータイジャーナリスト
1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。