マンション・住宅最前線

「売り残しマンション」は変形バブルの兆しだ

櫻井幸雄・住宅ジャーナリスト
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JR目黒駅近くのブリリアタワーズ目黒建設予定地=本社ヘリから望月亮一撮影
JR目黒駅近くのブリリアタワーズ目黒建設予定地=本社ヘリから望月亮一撮影

 予定価格は「30.05平方メートル〜150.11平方メートルが5000万円台から4億円台、分譲される661戸は1億円台以上中心予定」−−これは目黒駅から徒歩1分に建設される「Brillia Towers(ブリリアタワーズ)目黒」(東京建物、首都圏不燃建築公社)の驚くべき価格設定だ。

マンション価格高騰で狂乱再燃?

 そこから計算される平均坪単価(3.3平方メートルあたり)は600万円以上。相場より4割ほど高いのではないかと思われる設定だ。この価格を見て「バブル再燃」の言葉が出てきた。

 実際、目黒だけでなく、都心マンションは軒並み価格が上昇。「再燃」の言葉が出ても不思議はない。だが私…

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櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。