ネット地雷を踏まない技術

仕事中の私用メールは処分の対象になる

中島茂・弁護士、中島経営法律事務所代表
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 仕事中に「私用メール」をすることは許されません。PC(パソコン)メールであろうと、携帯・スマートフォンのメールであろうとダメです。私用メールが例外的に許されるのは、「今日は早く帰れなくなったので夕食は先に済ませてください」といった、やむをえない連絡の場合にかぎります。

会社にいる間は仕事に専念すべきだ

 私用メールがなぜ禁止されるのでしょうか。それは、一つには「職務専念義務」に違反するからです。会社に勤務している以上、会社にいる間は仕事に専念すべきで、ほかのことをしてはいけません。会社で仕事をほったらかしにして、面白そうなネットの閲覧やゲームに夢中になっているなんてことが許されないのは、常識的に考えればわかることです。

 法律の世界では、これを雇用契約に含まれている「職務専念義務」と呼んでいます。私用メールの度が過ぎて…

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中島茂

弁護士、中島経営法律事務所代表

1949年、東京都生まれ。77年東京大学法学部卒、79年弁護士登録。83年、企業経営法務を専門とする中島経営法律事務所を設立した。企業経営に法務の知識を活用すべきだとして、早くから「戦略法務」を提唱した。企業の危機管理や企業法務の第一人者。「その『記者会見』間違ってます!」(2007年、日本経済新聞出版社)、「人気弁護士が教えるネットトラブル相談室」(14年、日本経済新聞出版社)など著書多数。