
プライベートでもビジネスでも、メールの「誤送信」ほど怖いものはありません。いまお付き合いしている彼氏へのメールを、元カレのアドレスに送ってしまったら!と想像してみてください。それだけで怖さはおわかりいただけるでしょう。ビジネスの場面でも、誤送信は多発しています。
オフレコメモを誤ってライバル会社に
2013年7月、ある新聞記者は、政党関係者にオフレコ取材した内容を、他社のライバル記者たち二十数人に誤って送信してしまいました。取材内容が競争会社にばれただけではなく、メールには取材源である政党関係者の実名も書かれていたため、取材源漏えいの問題にもなりました。新聞社は問題の記者を「処分」することを発表しました。
こうした恐ろしい誤送信を避けるためにはどうしたらよいでしょうか。一つは、先方からのメールに「返信」する形でメールを送信する方法があります。彼氏からのメールに返信する、会社からの問い合わせに返信する、といった方法です。これなら、間違った相手に送信することはありません。
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連載:ネット地雷を踏まない技術
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