
2020年東京オリンピック・パラリンピックまであと5年余り。組織委員会の武藤敏郎(むとう・としろう)事務総長(71)は「五輪の収支を合わせることが最大の課題だ」と語る。準備状況を経済プレミア編集長の今沢真・毎日新聞論説委員が聞いた。3回に分けてお伝えする。【写真・長谷川直亮】
1日悩んで引き受けた
−−14年1月に組織委の事務総長に就任し、もうすぐ1年5カ月になります。
◆事務総長になると想定していなかったので、何をやるのかもよく分かっていなかったんです。基本は、国際的にも日本にとっても非常に重要な、オリンピック・パラリンピックの準備とマネジメントですから、事務処理というか大きな組織を動かすことが私の大きな任務です。今までの経験が生きるポストだと思っています。
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編集部
長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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