
スマートニュース社、藤村執行役員に聞く(1)
スマートフォンが普及し、ニュースをアプリでチェックすることは日常の風景になった。しかし、それはここわずか3年ほどの間に起こったことだ。ニュースのスマホ化は、私たち読み手や送り手にどのような変化をもたらすのだろうか。膨大な量のニュースを収集して選別・提示するニュースキュレーションアプリの国内最大手「SmartNews」を展開する、スマートニュース社の藤村厚夫執行役員に聞いた。第1シリーズ(全4回)の1回目は、SmartNewsの特徴を明らかにする。
SmartNewsアプリがリリースされたのは2012年12月。それから3年もたたない15年5月には、1200万ダウンロード突破が発表された。グローバルな集計であり、重複もあるため単純に比較はできないが、国内最大手の日刊紙、読売新聞の発行部数が約911万部(注1)であることを考えると、ニュースを送り届ける媒体としての規模感は大きい。ネットサービスの利用頻度を示すMAU(マンスリー・アクティブ・ユー…
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