マンション・住宅最前線

「かゆいところに手が届く」日本一不動産会社の先取り戦略

櫻井幸雄・住宅ジャーナリスト
  • 文字
  • 印刷
複数のマンション完成予想模型が展示される住友不動産の総合マンションギャラリー渋谷館。1カ所で、複数のマンションを比較検討できるのは珍しい
複数のマンション完成予想模型が展示される住友不動産の総合マンションギャラリー渋谷館。1カ所で、複数のマンションを比較検討できるのは珍しい

 分譲マンションでは、毎年「供給戸数日本一」の不動産会社が発表される。エリアごとの供給実績も発表されるのだが、何より注目されるのは全国のランキング。日本全国で各不動産会社がその年に売り出したマンションの戸数を調べ、順位が付けられるものだ。

 ランキングで「最も多い」と認められた不動産会社には、その後1年間「供給戸数日本一」の称号が与えられる。この「供給戸数日本一」は、単に売り出した戸数が多いだけではないか、という見方もある。しかし、過去の日本一を調べると、各時代のマンション事情が反映されているようでおもしろい。

この記事は有料記事です。

残り1701文字(全文1958文字)

   

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。