キャリアセンター ここだけの話!?

就活戦線で生き残るための「ガクチカ」って何?

都内・某共学大進路指導担当
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 「一芸に秀でる」。少し前に大学受験ではやった言葉と記憶している。多くの項目について平均点を上回る「ゼネラリスト」より、粗削りでも「とんがっている人材」を育てたい。そんな狙いではなかったか。

昔も今も、「体育会」は就活の金バッジ

 採用・選考でもそのような基準を導入している企業がある。情報通信メーカー大手のA社は、数年前から「チャレンジ」枠で人材を募集している。例えば、スポーツで全日本クラス、さらに世界大会のメダリスト、囲碁・将棋、漢字、クイズ、なんでもいい。「日本一」あるいは「世界に通用する人材」になるには、それなりに努力も重ね、苦労もしているはずだ。「結構いい人材が集まっている」とのこと。

 企業の採用担当者と話をしていると「体育会はいいですね」という。つらい練習に耐えているから、ちょっとやそっとのことでは弱音をはかない。団体行動ができる。部長やキャプテン(主将)になれば、100人からの部員をとりまとめるので、リーダーシップも身に着いている。そういえば早稲田の「ハンカチ王子」はどうしているのだろう。一般企業に入っていれば、今ごろは中堅社員として活躍していただろうに。

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。