株主総会リポート

「納得できず」3時間16分の東芝総会に株主はあきれ顔

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3178人が出席した東芝の株主総会=川村彰撮影
3178人が出席した東芝の株主総会=川村彰撮影

 不適切会計問題を起こした東芝が25日、東京都墨田区の両国国技館で開いた定時株主総会は午前10時に始まり、3時間16分後の午後1時16分に終了した。会社側が提案した議案はただ一つ、現在の取締役16人全員を留任させる議案で、原案通り賛成多数で可決された。

 東芝は、第三者委員会による調査結果を踏まえ、経営責任を明確にする方針だ。田中久雄社長は「9月をメドに臨時株主総会を開催し、取締役候補を改めて提案し、株主の判断を仰ぐ」と重ねて説明した。

 午後に入ってからも質問は続いた。ある株主は「不適切会計の問題に関わった人たちに、損害賠償を請求する考えはあるのか」と質問した。

 別の株主からは「従業員に対しては夏のボーナスを仮払いしたと聞く。株主に対しては無配だという。補償はないのか」と、何らかの対応を求める声が上がった。

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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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