ユーグレナの出雲充社長(左)とリバネスの丸幸弘CEO=東京都港区で長谷川直亮撮影
ユーグレナの出雲充社長(左)とリバネスの丸幸弘CEO=東京都港区で長谷川直亮撮影

IT・テクノロジー躍動する科学ベンチャー

ミドリムシで上場したバイオベンチャーの野望

丸幸弘 / 株式会社リバネス最高経営責任者

対談:ユーグレナ出雲社長×リバネス丸CEO(1)

 人工知能を搭載したロボットの進化、遺伝子操作技術を使った農産物の生産性向上など、テクノロジーやサイエンス分野から新たなビジネスが次々と生まれている。その主役は「サイエンスベンチャー」と呼ばれる新興科学企業だ。この分野の草分けである株式会社リバネスの丸幸弘・最高経営責任者(CEO)を案内役に、サイエンスベンチャーの最前線を探る。連載第1回は、微細藻類ミドリムシ(学名:ユーグレナ)の屋外大量培養を基礎に、機能性食品や化粧品を開発する東証1部上場の株式会社ユーグレナ・出雲充社長と対談してもらった。4回に分けてお送りする。【構成・田中学】

 ◆リバネス丸幸弘CEO 初回にユーグレナ社の出雲さんに出てもらうのは、ミドリムシをコアに、栄養問題…

この記事は有料記事です。

残り2312文字(全文2655文字)

今なら最大2カ月100円! キャンペーン実施中! 詳しくはこちら

丸幸弘

丸幸弘

株式会社リバネス最高経営責任者

1978年神奈川県生まれ。東京大学大学院在学中の2002年6月にリバネスを設立。「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化した。大学や地域に眠る経営資源や技術を組み合せて新事業のタネを生み出し、200以上のプロジェクトを進行させている。著書『世界を変えるビジネスは、たった1人の「熱」から生まれる。』(日本実業出版社)がある。

イチ押しコラム

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
アフリカ最南端・アグラス岬に向かうオバーバーグ地方には、羊の牧場に菜の花畑が織り交ざる、美しい丘陵地が広がっていた(写真は筆者撮影)

ケープタウンからアフリカ最南端アグラスへ車を駆る

 ◇南アフリカ編(3) 聞いていたレベルまでの治安の悪さは感じなかったケープタウンのダウンタウンで、5日間の契約でレンタカーを借り…

職場のトラブルどう防ぐ?
 

「自分勝手に勤務?」ママパートに困惑する歯科経営者

 A夫さん(42)は、自分のクリニックを経営する歯科医師です。パートの歯科衛生士で3児の母であるB子さん(33)の“自分勝手な勤務…

ニッポン金融ウラの裏
 

地域銀行が「収益力強化」のために今年やるべきこと

 今年の金融分野の課題は何か――。前回は証券市場の問題を考えたが、今回は間接金融、つまり銀行業界に目を向けてみたい。最大級のテーマ…

知ってトクするモバイルライフ
ディスプレーを折りたためる「フレックスパイ」

5Gに向け新作スマホ「二つ折り画面」は普及するか

 米ラスベガスで1月8~11日、世界最大の家電・IT見本市「CES」が開かれた。 パソコン、テレビから人工知能(AI)を採用した白…

メディア万華鏡
西武・そごうのサイトに公開された広告動画

西武そごう広告とSPA!「残念なメディア」の共通項

 昨年の新語・流行語のトップ10に、性暴力を告発する「#MeToo」が入って喜んでいたら、新年早々、メディアと女性をめぐるがっかり…