なぜリーダーは生け花にハマるのか!?

「枝を落とし、枝を残す」生け花で培う瞬時の判断力

編集部
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いけばな作家の州村衛香さん(左)と品川女子学院校長の漆紫穂子さん=関口純撮影
いけばな作家の州村衛香さん(左)と品川女子学院校長の漆紫穂子さん=関口純撮影

 多忙でストレスフルな日常を抜け出し、心と体のリラックスを目指して生け花に取り組む経営者やビジネスリーダーがいる。生け花は心身の安らぎだけでなく、組織作りや決断、人材育成のヒントも与えてくれるという。この秋「フラワージャパン2015 ビジネスリーダーたちのいけばな展」を主宰する、いけばな作家の州村衛香(すむら・えいこう)さんと、州村さんに師事し、中学の授業に生け花を取り入れた品川女子学院校長の漆紫穂子(うるし・しほこ)さんに語ってもらった。4回に分けてお送りする。【聞き手、構成・大川内麻里】

 −−ビジネス界のリーダーたちの中で、生け花の魅力に取りつかれる人が増えているそうですね。漆校長もその一人で、すでに10年ほど州村先生の指導を受けているそうですが、生け花からどんな気づきを得ましたか。

 漆紫穂子校長 まず自分が見えてきました。私は校長として学校を経営していますが、実は全体設計がどちらかというと苦手です。ひらめいたアイデアを実行する行動力はありますが、全体を見通して中長期計画に落とし込むのが不得手。最初は生け花の作品にもそれが表れていました。

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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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