
果肉が柔らかくジューシーで、ジュワッと口の中で果汁があふれだす。葡萄屋kofuの「レアドライ生レーズン」(50グラムで540円)は、今までのレーズンの概念を覆す、一度食べたら忘れられない味だ。
甲府市・葡萄屋kofuの「レアドライ生レーズン」
通常、レーズンの水分含有量は15%程度だが、レアドライ生レーズンは70〜80%で仕上げられている。そのため、生食用のブドウの食感に近く、乾燥させているのでうまみも凝縮され、香りも強い。こうしたレアな状態を保つのはとても難しいのだが、試行錯誤を重ねた結果、約2年の賞味期限を可能にした。まさに、奇跡のレーズンと言える。
原料には山梨県産のピオーネ、ロザリオビアンコ、巨峰、藤稔、カベルネ・ソービニヨンなどを使っている。他にも、品種の違いを生かしたブドウジュースなど地域の素材でこだわりの商品を展開している。2015年6月には、甲府市産レーズンを使った「こうふのまちのレーズンサンド」(1個194円)が、地域ブランド「甲府之証(こうふのあかし)」に認定された。
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