キャリアセンター ここだけの話!?

大学をランクづけする「実就職率」とは?

都内・某共学大進路指導担当
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 7月14日発売の週刊誌、サンデー毎日(7月26日号)に「全国240大学実就職率ランキング」が掲載された。今年の春の全国の国公立・私立大学の就職率をまとめたものだ。

 なにが「実就職率」かというと、まず、文部科学省が使っている一般的な「就職率」は「就職希望者」を分母にしている。これは、就職する意思がない者、例えば、フリーターでいいとか、アルバイト生活で食いつなぐとか、心身の状態が優れずまともに就職活動をしていないといった人たちを除外することができる。少し乱暴に言えば、数字を操作して率を高めることが可能だ。

 それに対し、「実就職率」は「卒業生総数から大学院進学者を差し引いた数」を分母にしている。専門学校や海外への語学留学、あるいは結婚して家庭に入る人たちも分母に加算されるため、一般的な「就職率」より低くなる。

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。