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二次元キャラとオタクをつなぐハッカドールの戦略

まつもとあつし・ジャーナリスト
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ハッカドールの3人の美少女キャラクター
ハッカドールの3人の美少女キャラクター

 IT大手のDeNAに「ハッカドール」というサービスがある。かわいらしい3人の美少女キャラクターが、好みのアニメやマンガ、ライトノベル作品の関連情報を教えてくれるアプリだ。一見、ポップでカジュアルなハッカドールだが、その戦略はしたたかで地に足がついている。第3シリーズ(全4回)は、ハッカドールを作ったプロデューサーの岩朝暁彦(いわさ・あきひこ)氏に、その概要と狙いを聞く。

 日本は大量のコンテンツが生み出される国だ。年間7万点以上の出版物(うちマンガは雑誌・書籍扱いを合わせ1万2000点以上)が生まれ、アニメは毎年200本以上も放送されている。マンガ市場は3500億円規模。本連載で繰り返し指摘している爆発的な情報量の増加の中でも、マンガ・アニメ関連ニュースや情報の量は群を抜いて多いと言える。

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まつもとあつし

ジャーナリスト

ITベンチャー、出版社、広告代理店、映像会社などを経て、現職。ASCII.jp、ITmedia、ダ・ヴィンチなどに寄稿。著書に「知的生産の技術とセンス」(マイナビ/@mehoriとの共著)、「ソーシャルゲームのすごい仕組み」(アスキー新書)など。取材・執筆と並行して東京大学大学院博士課程でコンテンツやメディアの学際研究を進めている。