歳末セールで大勢の買い物客が詰めかけたワシントン近郊のショッピングモール
歳末セールで大勢の買い物客が詰めかけたワシントン近郊のショッピングモール

グローバル海外特派員リポート

米年末商戦「ブラック・フライデー」6兆円が動く

平地修 / 毎日新聞経済部副部長

 「それじゃあ、行ってくるね」。米国赴任中の感謝祭の日。夕食に呼ばれた米国人家庭で、ターキー(七面鳥)などのごちそうを食べ終えた学生の姉弟はいそいそと出かけていった。恒例の「Doorbuster(ドアバスター)」だ。

 米国では11月第4木曜日の感謝祭の翌日に、年末商戦が幕を開ける。百貨店やスーパー、家電量販店などが一斉にスマートフォンやタブレット、衣服やアクセサリーなどを大幅に割引販売する。ドアバスターは、店舗のドアを壊すほどの勢いで客が押しかけるさまを指し、店舗は軒並み黒字になるので、「ブラック・フライデー」とも呼ばれる。

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平地修

平地修

毎日新聞経済部副部長

1968年北九州市生まれ。早稲田大学法学部卒。92年毎日新聞に入社。西部本社筑豊支局、熊本支局、福岡報道部、西部本社経済部を経て、05年に東京本社経済部。金融や財政、エネルギーや通商政策などを担当。11年10月にワシントン特派員として赴任。14年10月に帰国し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉の取材などに当たる。15年5月から現職。