この酒場この一品

「見せ物小屋」で楽しむ三つ星レストラン発想の斬新料理

印束義則・ライター
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 “刺し身盛り合わせ”に“冷やしトマト”。そんな居酒屋定番のメニューが、この店に来れば「名物!お刺身階段盛合せ」1人前1300円(税別)、「熊本 −196℃のフルーツトマト」680円(税別)という、仰々しい名前に変わる。

 とがりにとがったその商売のスタイルから、同業の飲食店関係者が全国からひっきりなしに訪れるという話題の店「博多炉端・魚男(フィッシュマン)」(福岡市中央区今泉、地下鉄天神駅と、西鉄天神大牟田線西鉄福岡駅からいずれも徒歩7〜8分)。一般のお客さんだけでなく、同業者をもうならせるその驚きの料理の数々は、ぜひ一度体験してみたい逸品だ。

 「いったい、どんな料理なの?」。お客さんが興味津々に注文すると、“刺し身盛り合わせ”は、らせん状の7段の階段に盛られた形で運ばれてくる。その名も「名物!お刺身階段盛合せ」。

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印束義則

ライター

1966年福岡県生まれ。飲食店専門誌を多数発行する旭屋出版で「すしの雑誌」など専門誌、ムック編集に携わり、独立後はライターとして幅広く活躍。これまでに取材した飲食店は2000店以上、ローカル立地の繁盛店などニッチな飲食店情報に強い。「月刊近代食堂」(旭屋出版)に「ローカル実力店の強さの秘訣」「繁盛店を作るメニュー表」、「日本外食新聞」(外食産業新聞社)に「二等立地…地方立地…ありえない立地 印束義則の繁盛店実況中継」を連載中。