海外特派員リポート

アメリカ男子がハマるちょっと変なジャポニズム

清水憲司・毎日新聞経済部記者(前ワシントン特派員)
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ワシントンの書店の「MANGAコーナー」には、日本の人気漫画が並んでいる
ワシントンの書店の「MANGAコーナー」には、日本の人気漫画が並んでいる

 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の大筋合意に備えて、米南部ケンタッキー州の畜産団体幹部を取材した時のこと。そのお返しか、「日本好き」という高校生の息子さんから逆取材を受けた。

 「日本では何でも自動販売機で買えるって本当か」「築地を知っているか」という質問までは予想通りだったが、「スクエアード・ウオーターメロンはおいしいか」と聞かれて、答えに詰まってしまった。そんな名前のスイカがあったかと考え込んでいたら、写真を見せてくれた。生育途中で箱に入れて四角く育てたスイカ。確かにテレビで見たことはある。しかし、そこが関心の的だったか。大学生になったら東京見物にやってくるという。

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清水憲司

毎日新聞経済部記者(前ワシントン特派員)

 1975年、宮城県生まれ。高校時代まで長野県で過ごし、東京大学文学部を卒業後、99年毎日新聞社に入社。前橋支局を経て、東京経済部で流通・商社、金融庁、財務省、日銀、エネルギー・東京電力などを担当した。2014~18年には北米総局(ワシントン)で、米国経済や企業動向のほか、通商問題などオバマ、トランプ両政権の経済政策を取材した。