ハードウエア新時代

ドラクエXIがPS4、3DSで同時発売される理由

西田宗千佳・フリージャーナリスト
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開発中の「ドラクエXI」PS4版のデモプレイ=片平知宏撮影
開発中の「ドラクエXI」PS4版のデモプレイ=片平知宏撮影

 スクウェア・エニックスは7月28日、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの最新作「ドラゴンクエストXI(イレブン) 過ぎ去りし時を求めて」(以下ドラクエXI)を発表した。発売日や価格は未定だが、ドラゴンクエストシリーズ発売30周年を迎える2016年5月末から、17年春までの発売が濃厚である。

 ドラゴンクエストシリーズにはさまざまな作品があるが、その多くはブランドやキャラクターを使った派生商品である。しかし今回発表されたのは、俗に「ナンバリングタイトル」と呼ばれる、シリーズの中核となる新作だ。

 ドラゴンクエストは日本を代表するゲームであり、そのナンバリングタイトルの存在は、多くの人に「どのゲーム機を選べば良いのか」という指針を与えてきた。今回もどのゲーム機向けに出るのかが、ゲームの内容と同じくらい大きな注目を集めていた。

 だが、スクウェア・エニックスの判断を事前に予測できた人は、おそらく誰もいなかっただろう。今回は、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション(PS4)」と、任天堂の「ニンテンドー3DS(3DS)」の両方で発売されることになったからだ。

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西田宗千佳

フリージャーナリスト

1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。取材・解説記事を中心に、主要新聞・ウェブ媒体などに寄稿するほか、年数冊のペースで書籍も執筆。テレビ番組の監修なども手がける。