起業のススメ

就活と起業の決定的な違いとは?

黒石健太郎・株式会社ウィルフ社長
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事業立ち上げに向けて、ビジネスアイデア出しに取り組む大学生
事業立ち上げに向けて、ビジネスアイデア出しに取り組む大学生

 今、引っ張りだこになっている起業家も、日本には、たった3・7%しかいない。連載の1回目で紹介した調査によると、アメリカの3分の1程度、韓国の半分程度であり、調査した67カ国中66位と下から2番目だ。特に、在学中に起業する学生は0・1%程度しかいない。

 96・3%の人が起業に踏み出せない。その要因についてヒアリングしたところ、大きく三つに分類できることが分かった。

 まず、「自分にはできないと思い込んでいる」。お金がない、経験が足りない、経営の勉強をしたことがない、人脈がない、仲間がいない。足りない物が目について、できないと思い込んでいる人が多い。

 続いて「リアルな選択肢として捉えていない」。いつか起業してみたいと言う人はたくさんいる。だが、今すぐやろうと決めて、リアルな選択肢として考えている人がほとんどいない。そのため、いつまでたってもスタートできないのである。

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黒石健太郎

株式会社ウィルフ社長

1984年生まれ。東京大学法学部卒。リクルート入社後、採用・育成等に従事。2013年、株式会社ウィルフ(WILLFU)を設立し社長に。サイバーエージェント社主催の起業イベントで優勝し、同社の藤田晋社長から出資をうけた。学生に起業を教えるビジネススクールを運営している。黒石さんが起業について本を書きました。詳しくはこちら