須田慎一郎の「一刀両断」

ANA陣営圧勝の陰でエアバス社が得た「見返り」とは

須田慎一郎・経済ジャーナリスト
  • 文字
  • 印刷
スカイマーク塗装で試験飛行をするエアバスA380=エアバス提供
スカイマーク塗装で試験飛行をするエアバスA380=エアバス提供

 ANAホールディングスが筆頭株主の座にある格安航空会社(LCC)、ピーチ・アビエーションが、ここへ来てエアバス社の「A321」の導入を決めたという。

 ピーチが現時点で使用している機材(2015年7月現在15機)は、その全てがエアバス社の「A320」。「A321」は、「A320」シリーズにカテゴリーされる機種とはいえ、ピーチとしては初の導入となる。

 「こうしたピーチの動きは、今回のスカイマークの債権者集会で、エアバス社が全日空支持に回ったことと無縁ではない」(国土交通省幹部)

この記事は有料記事です。

残り1562文字(全文1802文字)

須田慎一郎

経済ジャーナリスト

1961年、東京生まれ。日本大学経済学部卒。経済紙の記者を経て、フリー・ジャーナリストに。「夕刊フジ」「週刊ポスト」「週刊新潮」などで執筆活動を続けるかたわら、テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」、読売テレビ「そこまで言って委員会NP」ほか、テレビ、ラジオの報道番組等で活躍中。